落語から見る「女性にもてる条件」~実は、「※ただしイケメンには限…らない」?~
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一 見栄:ファッションセンスが良いこと。
二 男:イケメンであること。
三 金:そのまんまですね。一定の経済力があること。
四 芸:自慢できる特技があること。おそらく、女性受けが良いものでないとアウトなんでしょうけれど。
五 精:まじめに働いていること。堅実な女性から好まれる。
六 おぼこ:純情なこと。年上女性に好かれるそうです。
七 台詞:喧嘩の仲裁もできる気風の良さ。
八 力:力持ち、体力があること。
九 肝:度胸が据わっていること。
十 評判:これもそのまんま。評判が良い、人望があること。
といったところ。こうして並べてみると、現代に言われているのとあまり変わらない気がします。例えば、しばしば「※ただしイケメンに限る」と言われているのとは裏腹に、実際のところ女性は男性程には相手の容姿を重視しないと聞きますね。で、上記条件でもイケメンであるに越したことはないがone of themに過ぎず、他で挽回がきくものとされているようです。事実ならちょっとは希望が持てそうな。ただ、一番目に「見栄」すなわちファッションが入っているように昔も今も外見に気を配る必要はあるようですが。この十条件は、少なくとも昔のローマ詩人によるモテ本よりは信用できそうだと思いたいですが、どうなんでしょう。
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イケメンでなくとも「ええ男」にはなれるそうです。
※2014/8/20 一部表現を変えています。
※2014/11/1 関連記事を一部変えています。
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