優勝1回で年間最多勝となった力士たち~安定した実力の証?~
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9勝6敗 13勝2敗 13勝2敗 12勝3敗 10勝5敗 12勝3敗
1992年 貴花田光司 60勝30敗 内訳:14勝1敗(優) 5勝10敗 9勝6敗 8勝7敗 14勝1敗(優) 10勝5敗
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2016年 12月 14日
大関稀勢の里が、2016年の年間最多勝に輝きました。成績は69勝21敗で内訳は、以下の通り。 9勝6敗 13勝2敗 13勝2敗 12勝3敗 10勝5敗 12勝3敗 この勝ち星は年間最多勝としては少な目ではありますが、特別少ない訳でもないようです。ちなみに年間最多勝として最も勝ち星が少なかったのは 1992年 貴花田光司 60勝30敗 内訳:14勝1敗(優) 5勝10敗 9勝6敗 8勝7敗 14勝1敗(優) 10勝5敗 というもの。世代交代期の中、平幕から大関取りへと駆け上っていく時期の数字です。翌年1月場所後に大関に昇進し、やがて横綱貴乃花として一時代を築いたのは皆様ご存じの通り。 さて、年間で一度も優勝しなかった力士が最多勝に輝いたのは、初めての事だそうです。まあ、意見は色々あるでしょうが、安定した実力の証なのは間違いなさそうですね。 という訳で今回は、似たような観点から、年6場所が定着して以降を対象に、優勝1回で年間最多勝に輝いた人々を見てみましょう。 ・1960年 大鵬幸喜 66勝24敗 内訳:12勝3敗 7勝8敗 11勝4敗 11勝4敗 12勝3敗 13勝2敗(優) ・1966年 柏戸剛 71勝19敗 内訳:14勝1敗(優) 10勝5敗 12勝3敗 12勝3敗 13勝2敗 10勝5敗 ・1967年 柏戸剛 70勝20敗 内訳:12勝3敗 11勝4敗 13勝2敗 14勝1敗(優) 9勝6敗 11勝4敗 ちなみにこの年は、大鵬(この年の優勝3回)と同時受賞です。 ・1968年 玉乃島正夫 69勝21敗 内訳:12勝3敗 12勝3敗 13勝2敗(優) 10勝5敗 10勝5敗 12勝3敗 ・1969年 北の富士勝昭 63勝27敗 内訳:11勝4敗 9勝6敗 9勝6敗 9勝6敗 12勝3敗 13勝2敗(優) ・1972年 輪島大士 63勝27敗 内訳;10勝5敗 9勝6敗 12勝3敗(優) 8勝7敗 13勝2敗 11勝4敗 ・1988年 旭富士正也 73勝17敗 内訳:14勝1敗(優) 12勝3敗 12勝3敗 11勝4敗 12勝3敗 12勝3敗 ・1991年 霧島一博 62勝28敗 内訳:14勝1敗(優) 5勝10敗 11勝4敗 10勝5敗 12勝3敗 10勝5敗 ・2001年 武蔵丸光洋 73勝17敗 内訳:14勝1敗 12勝3敗 13勝2敗 12勝3敗 9勝6敗 13勝2敗(優) ・2002年 朝青龍明徳 66勝24敗 内訳:8勝7敗 11勝4敗 11勝4敗 12勝3敗 10勝5敗 14勝1敗(優) これらを見ていると、 ・勝ち星は最大で年間73勝であり、年間最多勝としては特に多い数字はない。 ・負け越しはあっても一度まで ・13勝以上が最低一度、12勝以上は最低二度、10勝以上は最低三度ある。 といった特徴が挙げられます。上述の稀勢の里や貴花田の成績にも言える事ですが。 飛びぬけた王者とは言えないにせよ、安定した強さを発揮しその年の主役格であった証と言えるでしょう。優勝の有無や回数に関わりなく、年間最多勝はやはり一つの勲章と称して問題ないかと思います。
by trushbasket
| 2016-12-14 19:35
| NF
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