南北朝マンガ『バンデット』が今面白い
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2017年 06月 14日
今、南北朝の動乱を題材にした熱い漫画作品があるのを御存じでしょうか。その作品の名は、『モーニング』連載中の『バンデット 偽伝太平記』。作者の河部真道先生は、本作がデビュー作なんだそうです。 「バンデット」とは「賊」といった意味ですが、この時代を彩った「悪党」と呼ばれる人々を念頭に置いたタイトルと思われます。 人身売買によって過酷な強制労働を強いられていた主人公「石」。ある時、荷運びの途中で野盗に襲われたのを契機に脱走して自由の身となります。以後、「石」は様々な陰謀や騒動に巻き込まれつつも、持ち前の頑丈さを武器に、これまで自分を傷めつけてきた世間を見返すべく奮闘していく。そういったストーリーになります。 様々な人々が野心や欲望を露わにして蠢くこの物語、登場人物はいずれも一癖も二癖もあるワルばかり。暴力あり騙し合いありと物騒な物語ではありますが、テンポもよく引き込まれるものがあります。 播磨の赤松円心から始まり、護良親王など南北朝動乱を彩る御馴染みの面々も次々に登場しますので、これも楽しみ。長谷川哲也先生の『ナポレオン』を思わせるような強烈な面々が今のところ多い印象です。特に後醍醐天皇が(文字通りの意味で)実にパワフルで、「この人、御自身で戦っても、十分強いんじゃないかなあ…」と思ってしまったのは内緒。 「石」の相棒である「猿」には身元に関する秘密があるようで、単行本二巻を読み終えた段階で「分かる人には分かる」描写になっているように思います。これも先を見る上での楽しみかと。 時代考証もしっかりしていますし、大いに期待できる一品です。単行本三巻は、7月発売だとか。 関連サイト: 「モーニング公式サイト」(http://morning.moae.jp/)より 「バンデット 偽伝太平記」(http://morning.moae.jp/lineup/697)
by trushbasket
| 2017-06-14 19:30
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