2009年 12月 23日
総統閣下がMAD動画の題材にされるようです~映画「ヒトラー~最期の12日間~」~
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もうすぐクリスマスですね。毎年のようにネット上では喪男による「クリスマス中止」ネタが出されています。
まあ、これらもクリスマス恒例行事の一種というかクリスマスの楽しみ方の一つといってよいのではないかと思います。その一環として、こんなMAD動画があります。
大丈夫ですよ、総統。クリスマスが中止にならなくとも、今年は「ラブプラス」があれば寂しい聖夜ともおさらば。これで貴方も晴れて「楽しいクリスマス」。という訳で、こんなのも。
何と言うか、痛々しさもここまで来ると天晴れです、ヒトラー閣下。しかし、意外と違和感がない気がするのはなぜでしょう。因みに、実際にヒトラーは寂しい思い出しかないためクリスマスが嫌いだったとか。
話を戻すと、これらの動画は「大嫌いだ!」「畜生め!」「バーカ!」そして「おっぱいぷるーんぷるん」といった具合にドイツ語発音を日本語にあわせた「空耳」効果を上手く使ったよく出来たMADですね。この場面はかなりの頻度でMAD化されているようで、「You Tube」で「総統閣下」と検索すると多数引っかかってきました。ヒトラーもこれだけ後世に弄られるとは思ってなかったでしょう。それはさておき、これらのMADは作者の意見をヒトラーが代弁しているようなものが多い気がしますが、一般世間に対しては逆効果な気がしなくもありません。寧ろ、一般世間からは理解不能なんじゃないかと。まあ別にナチズムやヒトラーを支持しているとかそんなのではなく、単にヒトラーのダメ人間っぷり、この場面でのヒステリックな切れっぷりがある種の感情移入を促したという事だと思います。
御存知の方も多いかとは思いますが、この動画の元ネタはドイツ映画「ヒトラー~最期の12日間~」です。原題は「Der Untergang(崩壊)」で、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の手でヒトラー秘書であったユンゲ夫人の証言を基に戦争最末期のナチス幹部たちの様子をドキュメント風味で生々しく描き出した大作。一例を挙げるとヒトラー役の俳優は左手が震えた演技をしており、実際のヒトラーが当時パーキンソン病がかなり進んでいた事を意識して実態に近づけているのが分かります。ヒトラーを悪の権化というよりあくまで一人の人間として描いたという点でも画期的な作品らしく、その意味でも賛否両論あったりするようです。
以下のページで、問題の場面が本来何を言っているかが解析されています。解析した「やる夫フューラー」作者様の手間・労力と語学力には自然と頭が下がります。
真面目な字幕つき動画です。
…このように、本来は何とも言えぬ陰鬱な場面。MAD動画見て笑ってたのが悪いような気もしてきます。一方で、出来のよいMAD動画が本来の意味にある程度あわせていた事も判明して気分は複雑。ところで、
この動画を見てると車がどうだのとどう考えても本来の台詞ではありえない意味の英語字幕がついてるんですが、英語圏でも同じようなMADやってるという事でしょうねえ。ネット住民の考える事は海を越えて同じようです。…余り深刻になりすぎず、MADはMADで楽しむ方が健全なあり方なのかも。
…クリスマス記事にふさわしい内容ではなかった気もしますが、年末に忘れてはならない過去を振り返りながらそれはそれとしてパロディで笑うのもありでしょう。では、気を取り直して、メリー・クリスマス!
【参考文献】
ヒトラーの震え毛沢東の摺り足 小長谷正明 中公新書
関連記事:過去のクリスマス特集記事にはこんなのがありました。
「撃て、カニ光線!! 目覚めよ、世知辛い夜のサンタクロースの使徒達よ。」
「日本人のクリスマス(前編)」、「(後編)」
「クリスマス特別記事―西洋の『センセーション・ノベル』について―」
歴史研究会関連発表:
「西洋軍事史」(当ブログ内に移転しました)(http://trushnote.exblog.jp/14455214/)
関連サイト:
「ニコニコ大百科」(http://dic.nicovideo.jp/)より
「総統閣下シリーズ」(http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E9%96%A3%E4%B8%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)
※動画埋め込みがまずければ御一報を。
リンクを変更(2010年12月8日)
「バカ集合」(http://2chart.fc2web.com/)より
「クリスマス中止のお知らせ」(http://2chart.fc2web.com/2chart/kurichuushi.html)
まあ、これらもクリスマス恒例行事の一種というかクリスマスの楽しみ方の一つといってよいのではないかと思います。その一環として、こんなMAD動画があります。
「ヒトラー総統閣下がクリスマスについてお怒りのようです」
大丈夫ですよ、総統。クリスマスが中止にならなくとも、今年は「ラブプラス」があれば寂しい聖夜ともおさらば。これで貴方も晴れて「楽しいクリスマス」。という訳で、こんなのも。
「総統閣下はラブプラスがやりたくて仕方ないようです」
何と言うか、痛々しさもここまで来ると天晴れです、ヒトラー閣下。しかし、意外と違和感がない気がするのはなぜでしょう。因みに、実際にヒトラーは寂しい思い出しかないためクリスマスが嫌いだったとか。
「やる夫ブログ」(http://yaruomatome.blog10.fc2.com/)より
「やる夫がフューラーになるようです 第26章 」(http://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-2022.html)
話を戻すと、これらの動画は「大嫌いだ!」「畜生め!」「バーカ!」そして「おっぱいぷるーんぷるん」といった具合にドイツ語発音を日本語にあわせた「空耳」効果を上手く使ったよく出来たMADですね。この場面はかなりの頻度でMAD化されているようで、「You Tube」で「総統閣下」と検索すると多数引っかかってきました。ヒトラーもこれだけ後世に弄られるとは思ってなかったでしょう。それはさておき、これらのMADは作者の意見をヒトラーが代弁しているようなものが多い気がしますが、一般世間に対しては逆効果な気がしなくもありません。寧ろ、一般世間からは理解不能なんじゃないかと。まあ別にナチズムやヒトラーを支持しているとかそんなのではなく、単にヒトラーのダメ人間っぷり、この場面でのヒステリックな切れっぷりがある種の感情移入を促したという事だと思います。
参考:
「引きこもりニート列伝その11 ヒトラー」
(http://www.geocities.jp/trushbasket/data/nf/neet11.html)
関連記事:
「『音楽は人を殺れる!!』―独裁者を魅了した魔性の『楽劇』―」
御存知の方も多いかとは思いますが、この動画の元ネタはドイツ映画「ヒトラー~最期の12日間~」です。原題は「Der Untergang(崩壊)」で、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の手でヒトラー秘書であったユンゲ夫人の証言を基に戦争最末期のナチス幹部たちの様子をドキュメント風味で生々しく描き出した大作。一例を挙げるとヒトラー役の俳優は左手が震えた演技をしており、実際のヒトラーが当時パーキンソン病がかなり進んでいた事を意識して実態に近づけているのが分かります。ヒトラーを悪の権化というよりあくまで一人の人間として描いたという点でも画期的な作品らしく、その意味でも賛否両論あったりするようです。
「『ヒトラー~最期の12日間~』の公式ブログ」(http://ameblo.jp/hitler/)
「DOWNFALL-The Official Movie Website-」(http://www.downfallthefilm.com/)
英語版公式サイトです。
「CINEMA TOPICS ONLINE」(http://www.cinematopics.com/cinema/)より
「ヒトラー~最期の12日間~」(http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5945)
注意!ネタバレがあります。
「goo映画」(http://movie.goo.ne.jp/index.html)より
「ヒトラー~最期の12日間~」(http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7318/)
以下のページで、問題の場面が本来何を言っているかが解析されています。解析した「やる夫フューラー」作者様の手間・労力と語学力には自然と頭が下がります。
「やる夫ブログ」(http://yaruomatome.blog10.fc2.com/)より
「やる夫がフューラーになるようです おまけ2」(http://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-1837.html)
真面目な字幕つき動画です。
「高画質、字幕ver総統閣下がマジギレしている本当の理由」
…このように、本来は何とも言えぬ陰鬱な場面。MAD動画見て笑ってたのが悪いような気もしてきます。一方で、出来のよいMAD動画が本来の意味にある程度あわせていた事も判明して気分は複雑。ところで、
「コミケに必死すぎるヒトラー閣下」
この動画を見てると車がどうだのとどう考えても本来の台詞ではありえない意味の英語字幕がついてるんですが、英語圏でも同じようなMADやってるという事でしょうねえ。ネット住民の考える事は海を越えて同じようです。…余り深刻になりすぎず、MADはMADで楽しむ方が健全なあり方なのかも。
…クリスマス記事にふさわしい内容ではなかった気もしますが、年末に忘れてはならない過去を振り返りながらそれはそれとしてパロディで笑うのもありでしょう。では、気を取り直して、メリー・クリスマス!
【参考文献】
ヒトラーの震え毛沢東の摺り足 小長谷正明 中公新書
関連記事:過去のクリスマス特集記事にはこんなのがありました。
「撃て、カニ光線!! 目覚めよ、世知辛い夜のサンタクロースの使徒達よ。」
「日本人のクリスマス(前編)」、「(後編)」
「クリスマス特別記事―西洋の『センセーション・ノベル』について―」
歴史研究会関連発表:
「西洋軍事史」(当ブログ内に移転しました)(http://trushnote.exblog.jp/14455214/)
関連サイト:
「ニコニコ大百科」(http://dic.nicovideo.jp/)より
「総統閣下シリーズ」(http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E9%96%A3%E4%B8%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)
※動画埋め込みがまずければ御一報を。
リンクを変更(2010年12月8日)
by trushbasket
| 2009-12-23 02:18
| NF








