『ダメ人間の世界史』&『ダメ人間の日本史』宣伝その2 真面目なセールスポイントをアピール
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ネタ系歴史人物伝
『ダメ人間の世界史』
『ダメ人間の日本史』
(リンク先アマゾン商品ページ)
ですが、ここまで、ネタ部分にばかり注目したふざけた宣伝記事ばっかり書いてきたので、
参照
キルケゴール=メイドオタ伝説、ついにリアル世界を侵食開始
【世も末】 本が出ました(『ダメ人間の世界史』&『ダメ人間の日本史』) 【どうしてこうなった】
ちょっと真面目なアピールもしておこうと思います。
なにせ、出版社さんが真面目系ですので、あまりふざけた事ばかり言っているのも申し訳ないわけで、
一度くらいは歴史読み物としての真面目なセールスポイントをアピールしておかなくては。
というわけで、
『ダメ人間の世界史』&『ダメ人間の日本史』
の
真面目系セールスポイントは
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1.結構バランスのとれた構成
なるべく取り上げる人物の、時代、地域、活動ジャンルをばらつかせ、極力穴が開かないように努めています。
作成段階では、著者二人の間で、
○世紀と△世紀が穴だから、○世紀を探してみてくれ、こっちは△世紀をなんとかしてくる、
とか、
○世紀~△世紀が文化人ばっかりじゃないか、政治家や軍人が必要だ
とか、
○○国をよろしく
とか言った感じのやりとりを繰り返したものです。
その苦闘の跡は、インドが4人もいることとか、三国志以外の中国人も大勢いるとことか(三国志は多いですが)に読み取っていただけるかと。
まあ、二人揃って良いネタ見つけられなかったとかで、どうにもできない地域もあり、完璧にはほど遠いのですが。
なお、余談ですが、世界各国の人口は、インドが約12億、パキスタンが約1億8千万、バングラデシュが約1億6千万ですので、インド地域の人口はそれだけで15億人を超えていて、既に「インド人」は、「中国人」(約13億5千万)をはるかに超えた世界最大の人口を誇っている気がします(参考資料wikipedia)。
だから、できることなら「インド人」は4人どころか、もっと大勢見つけたかったのですが、力及びませんでした。
2.かなりの読み応え
タイトルや表紙の萌えイラストはキャッチーですが、中身は字がぎっちりで重厚な感じ。
それぞれ水増し無しの正味207ページの読み物で、余白も少なく紙面をフル活用。
まあ、文章は、メイドさんがどうとか、オタクがどうとか、変なことを言ってる箇所も非常に多いのですが。
とはいえ、各記事とも、人物の業績紹介も行っていますから、歴史読み物として真面目に読んでも、それなりの読み応えがあると言って良いでしょう。
また、疑わしい話は疑わしい話、強引な推論は強引な推論と、極力示し注意喚起するようにして、俗説は俗説、想像は想像として楽しみつつも、歴史読み物としての良心を、ギリギリのところで保っているつもりです。そういう点でも、意外と歴史読み物としての読み応えがあるのではないかと。
そういうわけで、タイトルとイラストのキャッチーさの割には、真面目な歴史読み物としても、意外と頑張っている(と思いたい)、『ダメ人間の世界史』および『ダメ人間の日本史』をよろしくお願いします。
おまけリンク
真面目系出版社社会評論社が送り出す、『ダメ人間』以外のネタ系歴史本を紹介(リンク先アマゾン)
エロ語呂世界史年号
http://www.amazon.co.jp/dp/478450981X/
なお、この本とは全然関係ないですが、個人的には、年号の語呂合わせと言えば、やはりこれですね。
1192つくろうジンギスカ~ン
794坊さんジンギスカ~ン
1941発ジンギスカ~ン
(このみ『ToHeart2』AQUAPLUS/leaf)