2010年 12月 22日
本居宣長『紫文要領』より「もののあはれ」を見る 訳:NF 参考文献
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目次
・おわりに
「もののあはれ」とは倫理的な善悪とは無関係に、人の自然な情を表し理解したものである、そう宣長は述べています。物語は人間としての自然な情を描く事に価値があるのであり、そこに倫理を持ち込むのには無理がある。ただし、だからといって物語は倫理から外れた行動を勧めているのではなく、人の情はこのようなものだと示しているに過ぎません。物語は物語として認め、道徳は道徳で教え込めばよい事です。要約するとこういうことになるでしょう。そう考えると、「道徳的に見て教育によくない」とか「子供に教訓を与える」とかそういった面から物語や娯楽作品を評価する価値観は、宣長の見方に従えば「物語の魔」であって認めるべきでないという事になるようです。
【参考文献】
本居宣長全集 第四巻 筑摩書房
本居宣長(上)(下) 小林秀雄 新潮文庫
人物叢書新装版本居宣長 城福勇 吉川弘文館
新修国語総覧 京都書房
日本大百科全書 小学館
デジタル大辞泉 小学館
・おわりに
「もののあはれ」とは倫理的な善悪とは無関係に、人の自然な情を表し理解したものである、そう宣長は述べています。物語は人間としての自然な情を描く事に価値があるのであり、そこに倫理を持ち込むのには無理がある。ただし、だからといって物語は倫理から外れた行動を勧めているのではなく、人の情はこのようなものだと示しているに過ぎません。物語は物語として認め、道徳は道徳で教え込めばよい事です。要約するとこういうことになるでしょう。そう考えると、「道徳的に見て教育によくない」とか「子供に教訓を与える」とかそういった面から物語や娯楽作品を評価する価値観は、宣長の見方に従えば「物語の魔」であって認めるべきでないという事になるようです。
【参考文献】
本居宣長全集 第四巻 筑摩書房
本居宣長(上)(下) 小林秀雄 新潮文庫
人物叢書新装版本居宣長 城福勇 吉川弘文館
新修国語総覧 京都書房
日本大百科全書 小学館
デジタル大辞泉 小学館
by trushbasket
| 2010-12-22 05:03
| NF








