本居宣長『石上私淑言』より「もののあはれ」を見る 訳:NF 参考文献
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おわりに
設問一つ分を訳しただけなのに、結構の長さとなりましたね。「あはれ」という言葉が感嘆の余り発せられた声に由来したものであり、感情が動かされる事を「もののあはれ」と呼ぶようになったという事ですね。人間の心の自然な動き、それが詩歌であれ物語であれ根底にある、という訳です。なお、引用された詩歌の現代語訳は怪しいかもしれません。御了承ください。
【参考文献】
排蘆小船・石上私淑言 本居宣長著 子安宣邦校注 岩波文庫
日本大百科全書 小学館
デジタル大辞泉 小学館