消滅せずにがんばっているネタな国々
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その一方で、ニューアトランティスやローズ島共和国、ミネルバ共和国といった、ミクロネーション(独立を自称するネタ国家)までも取り上げられており、遊び心がなかなかに印象的な本でございます。
ところで、このミクロネーションというネタ国家、その全てが全て「消滅した国々」に該当するわけではなく、未だに消滅せずがんばっている国々も存在するようです。
今日は、そういった消滅してないネタ国家を紹介いたしましょう。
まずは北海にある「シーランド公国」。1967年、北海海上の要塞に建国し、クーデターや何やらの波乱を乗り越え存続するミクロネーションです。
これと同じくらい長い歴史を持つミクロネーションがオーストラリア大陸には存在します。オーストラリア大陸西部に1970年建国した「ハット・リヴァー国」です。隣国オーストラリアの侵略に対しては、その圧倒的国力差にもかかわらず、毅然たる態度で抗議文を送りつけており、その果敢・攻撃的な外交姿勢は何年にも渡って、オーストラリア政府を悩ませたとか。ちなみに75年には1万人もの観光客を集めており、その国際的な知名度はなかなかのものです。なお、ハット・リヴァーの外交攻撃に悩んだオーストリアからはその存在につき「承認するものではない」との公式声明書が送りつけられたとか。
この他にもオーストラリア大陸にはミクロネーションが存在しています。大陸西部シドニー付近には、2004年、「ワイ公国」が建国、なんとこの国家、地元自治体の正式認可さえ受けたとか。
私の知ってる消滅していないミクロネーションは以上。他にもあるかもしれませんが、まあわざわざこれ以上探さなくても良いでしょう。
ところで、これらの国々、私の知らない間に消滅してて、こんな文章書いてとんだ赤っ恥なんてことはありませんよね?『消滅した国々』(リンク先Amazon)にも載ってませんでしたし、大丈夫ですよね?
そういえばフィクションの存在ですが、神聖モテモテ王国もミクロネーションと言えるんですかね?
最後にAmazonが嫌な人もいるかもしれないので『消滅した国々』の楽天ブックスの方のアドレスも紹介
http://books.rakuten.co.jp/rb/12105372/