2012年 12月 31日
レトロゲーム紹介 第9回『里見の謎』
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今回は、ある意味で伝説となっているRPG『里見の謎』(1996年 プレイステーション サンテックジャパン ジャンル:ロールプレイング)を紹介します。
タテヤマーナの町が異常気象に襲われ、不安に漬け込む形で「ヌーヌー」なる新興宗教も勢力を伸ばしている。一方で、「愛犬を連れてやってくる少年」という救世主伝説も着目されるように。そんな中、愛犬(デフォルト名「ラブリー」)や友人(デフォルト名「ようすけ」)と釣りを楽しんでいた主人公(デフォルト名「ゆめわか」)は、不思議な壺を釣り上げた事を契機に奇妙な冒険に巻き込まれていく…。これが基本世界観になります。
残念ながら、本作の評判は芳しくありません。といいますか、「伝説のクソゲー」扱いです。その原因として挙げられるのが、シナリオやキャラクターの性格付けが理解困難である事でしょう。更に戦闘バランスにもやや問題ありで、レベル一つ違うだけで敵に瞬殺されるか瞬殺するかの両極端になる事もあります。あと、回復魔法を使う女性キャラがすぐにやられて使い物になりにくく、主人公と愛犬だけで戦闘が間に合う、など。他に話題になった点としては、名前を付ける際に「じどう」を選ぶと一文字ずつランダムで選ぶので珍妙な名前になる、というのがあります。
しかし、シナリオに目をつぶればプレイ感覚はかなり快適なのも事実。簡潔なシステムに大仰な名を付けた面は否めないが、遊びやすさ優先というのは素直に評価できると思います。主要な「システム」として以下のようなものがあげられます。
PMLS(プログレッシヴマップリンクシステム) マップが縦方向に基本的につながっています。そのため先に進む場合、ほとんど迷う必要がありませんでした。ただし道の分岐がないわけではありません。また、一部ダンジョンなど横歩行に広い部分があるなど例外はありますが。
FECS(フラッシュ・コントロール・エンカウント・システム) 銭湯画面への読み込みが迅速。画面が簡略である事も大きいかと。
バランスに難があると申し上げた戦闘も、ボタン早押しでスピーディに進むのは評価できます。シナリオも長くはなく、攻略に時間はかからないかと。
音楽は個人的に微妙ですが、終盤に入るボーカル曲二つは歌唱力も良く中々の出来。歌っているのは島ひろ子さんという歌手だそうで。
主にシナリオ等に問題点は抱えているものの、プレイしやすさを重視したという面では大いに評価できると思います。そういう意味では改めて見直されてもよい作品ではないか、と考えます。それでは、皆様、良いお年を。
関連サイト:
「Stardust Rain」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html)より
「里見の謎」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html#nunu)
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タテヤマーナの町が異常気象に襲われ、不安に漬け込む形で「ヌーヌー」なる新興宗教も勢力を伸ばしている。一方で、「愛犬を連れてやってくる少年」という救世主伝説も着目されるように。そんな中、愛犬(デフォルト名「ラブリー」)や友人(デフォルト名「ようすけ」)と釣りを楽しんでいた主人公(デフォルト名「ゆめわか」)は、不思議な壺を釣り上げた事を契機に奇妙な冒険に巻き込まれていく…。これが基本世界観になります。
残念ながら、本作の評判は芳しくありません。といいますか、「伝説のクソゲー」扱いです。その原因として挙げられるのが、シナリオやキャラクターの性格付けが理解困難である事でしょう。更に戦闘バランスにもやや問題ありで、レベル一つ違うだけで敵に瞬殺されるか瞬殺するかの両極端になる事もあります。あと、回復魔法を使う女性キャラがすぐにやられて使い物になりにくく、主人公と愛犬だけで戦闘が間に合う、など。他に話題になった点としては、名前を付ける際に「じどう」を選ぶと一文字ずつランダムで選ぶので珍妙な名前になる、というのがあります。
しかし、シナリオに目をつぶればプレイ感覚はかなり快適なのも事実。簡潔なシステムに大仰な名を付けた面は否めないが、遊びやすさ優先というのは素直に評価できると思います。主要な「システム」として以下のようなものがあげられます。
PMLS(プログレッシヴマップリンクシステム) マップが縦方向に基本的につながっています。そのため先に進む場合、ほとんど迷う必要がありませんでした。ただし道の分岐がないわけではありません。また、一部ダンジョンなど横歩行に広い部分があるなど例外はありますが。
FECS(フラッシュ・コントロール・エンカウント・システム) 銭湯画面への読み込みが迅速。画面が簡略である事も大きいかと。
バランスに難があると申し上げた戦闘も、ボタン早押しでスピーディに進むのは評価できます。シナリオも長くはなく、攻略に時間はかからないかと。
音楽は個人的に微妙ですが、終盤に入るボーカル曲二つは歌唱力も良く中々の出来。歌っているのは島ひろ子さんという歌手だそうで。
主にシナリオ等に問題点は抱えているものの、プレイしやすさを重視したという面では大いに評価できると思います。そういう意味では改めて見直されてもよい作品ではないか、と考えます。それでは、皆様、良いお年を。
関連サイト:
「Stardust Rain」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html)より
「里見の謎」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html#nunu)
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by trushbasket
| 2012-12-31 00:56
| NF








