レトロゲーム紹介 第18回『ゴルフ』
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マリオっぽい外見のおじさんを操作して、18ホールあるゴルフコースを回るゲームです。一人プレイ・二人プレイ両方可能。ボールを打つ際は、最初にボタンを押すと画面下のメーターが動き出してスイングを開始し、メーターの針が左にふれた時にボタンを押す事でショットの強さを決定し、三度目にボタンを押すとショット。三度目のボタンを押した際にメーターのゼロポイントからどの程度ずれているかでボールがどちらにどの程度曲がるかを決める事ができます。
ゲーム初期作品らしくBGMもなく簡素な雰囲気はあります。しかし、コースにはホールごとの多様性も十分あり、風やグリーンにおける芝の読みなどゴルフに必要そうな要素はそろっている印象です。簡潔にして要を得た作品だと思います。
何でも、聞くところによれば以降のゴルフゲームにもこの方式が採用され続けているとか。他のゴルフゲームはやった事がないので真偽の程は知らないのですが、本当だとすれば一つのジャンルの基本スタイルを決めた記念碑的な作品という訳ですね。大きく取り上げられることが少ない作品ですが、本当ならゲーム史に名を残す傑作と言っても良いのかもしれません。
関連サイト:
「ゲーム攻略記」(http://game.dancing-doll.com/)より
「ゴルフ」(http://game.dancing-doll.com/family-computer/fc-games/golf/)
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