2014年 01月 29日
2005年から2013年までの間に作られたプロ野球記録~やっぱり「十年一昔」~
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2014年は、現存する最古の球団である読売ジャイアンツが創立されてから80年。すなわち現存するプロ野球80年になるらしいですね。ちょうど十年前に当たる2004年、ベースボール・マガジン社からプロ野球70年を記念した特別企画として『GREAT RECORDS 「不滅の金字塔」大全集』なる本が出されました。そこには当時の様々なプロ野球記録がまとめられていますが、やはり「十年一昔」とはよく言ったもので掲載されている記録の中には出版から昨シーズンまでの間に塗り替えられたものも多数ありました。今回は、そうした記録を見つけた範囲で書き出して見ます。なお、通産記録の持ち主のみ現役選手は「(現役)」と注記しています。今年にも記録が積み重なる事が予想されるためです。通産記録の()内にある数字は、記録が打ち立てられた期間を示します。
・シーズン本塁打
2004年終了時点 王貞治(1964)、タフィ・ローズ(2001)、アレックス・カブレラ(2002)の55本→2013年終了時点 ウラディミール・バレンティン(2013)の60本
・通産連勝
2004年終了時点 稲尾和久(1957)の20連勝→2013年終了時点 田中将大(2012-2013)の28連勝
・シーズン最高勝率
2004年終了時点 景浦将(1936秋 6勝)・御園生崇男(1937秋 11勝)・間柴茂有(1981 15勝)の1.00→2013年終了時点 左記の三人に加え田中将大(2013 24勝)も1.00
現時点ですぐに浮かぶのはやはり上記の三つ。昨年がいかに大きなシーズンだったかというのを改めて実感させられます。
・シーズン安打
2004年終了時点 イチロー(1994)の210安打→2013年終了時点 マット・マートン(2010)の214安打
・シーズン本塁打
2004年終了時点 王貞治(1964)、タフィ・ローズ(2001)、アレックス・カブレラ(2002)の55本→2013年終了時点 ウラディミール・バレンティン(2013)の60本
・通産連勝
2004年終了時点 稲尾和久(1957)の20連勝→2013年終了時点 田中将大(2012-2013)の28連勝
・シーズン最高勝率
2004年終了時点 景浦将(1936秋 6勝)・御園生崇男(1937秋 11勝)・間柴茂有(1981 15勝)の1.00→2013年終了時点 左記の三人に加え田中将大(2013 24勝)も1.00
現時点ですぐに浮かぶのはやはり上記の三つ。昨年がいかに大きなシーズンだったかというのを改めて実感させられます。
・シーズン安打
2004年終了時点 イチロー(1994)の210安打→2013年終了時点 マット・マートン(2010)の214安打
※2018/10/31加筆 2015年に秋山省吾が216安打を放ち更新。
・通産二塁打
2004年終了時点 福本豊の449(1969-1988)→2013年終了時点 立浪和義の487(1988-2009)
・シーズン登板試合
2004年終了時点 稲尾和久(1961)・菊地原毅(2001)の78試合→2013年終了時点 久保田智之(2007)の90試合
2005年に藤川球児が80試合登板を果たし、その2年後に久保田が更新。当時のJFK(阪神がかつて誇った、藤川・ウィリアムス・久保田からなるリリーフ陣)がいかに投げまくっていたかという話ですね。
・通産セーブ
2004年終了時点 高津臣吾(1991-2004)の260セーブ(当時現役)→2013年終了時点 岩瀬仁紀(1999-2013)の382セーブ(現役)
まず高津が2007年までに286セーブまで伸ばし、その後に岩瀬が大幅に抜き去っていきました。この記録がどこまで伸びるか楽しみですね。
※2018/10/31加筆 岩瀬投手は2018年シーズンを最後に引退。記録は407セーブに至りました。
・シーズンセーブ
2004年終了時点 佐々木主浩(1998)の45セーブ→2013年終了時点 岩瀬仁紀(2005)・藤川球児(2007)の46セーブ
・通産二塁打
2004年終了時点 福本豊の449(1969-1988)→2013年終了時点 立浪和義の487(1988-2009)
・シーズン登板試合
2004年終了時点 稲尾和久(1961)・菊地原毅(2001)の78試合→2013年終了時点 久保田智之(2007)の90試合
2005年に藤川球児が80試合登板を果たし、その2年後に久保田が更新。当時のJFK(阪神がかつて誇った、藤川・ウィリアムス・久保田からなるリリーフ陣)がいかに投げまくっていたかという話ですね。
・通産セーブ
2004年終了時点 高津臣吾(1991-2004)の260セーブ(当時現役)→2013年終了時点 岩瀬仁紀(1999-2013)の382セーブ(現役)
まず高津が2007年までに286セーブまで伸ばし、その後に岩瀬が大幅に抜き去っていきました。この記録がどこまで伸びるか楽しみですね。
※2018/10/31加筆 岩瀬投手は2018年シーズンを最後に引退。記録は407セーブに至りました。
・シーズンセーブ
2004年終了時点 佐々木主浩(1998)の45セーブ→2013年終了時点 岩瀬仁紀(2005)・藤川球児(2007)の46セーブ
※2018/10/31加筆 2017年、サファテが54セーブをあげて記録更新。
この期間に新たに記録として導入されたものも。
・通産ホールド
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 山口鉄也(2007-2013)の187ホールド(現役)
※2018/10/31加筆 2018年シーズン終了時点で、宮西尚生(2008-2018)の294ホールド(現役)に記録が変わっています。
・シーズンホールド
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 浅尾拓也(2010)の47ホールド
・通産HP
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 山口鉄也(2007-2013)の228HP(現役)
※2018/10/31加筆 2018年シーズン終了時点で、宮西尚生(2008-2018)の326HP(現役)に記録が変わっています。
・シーズンHP
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 浅尾拓也(2010)の59ホールド
従来の記録保持者がこの期間に更に伸ばした記録も多いです。
・連続試合フルイニング出場
2004年終了時点 金本知憲(1999-2004)(当時現役)の750試合→2013年終了時点 金本知憲(1999-2010)の1493試合
倍近くに伸びています。金本がその期間、阪神の柱石であった事を示す数字といえます。最後の辺は力が衰えたのもあり批判はありましたけどね。
・通産三振
2004年終了時点 清原和博(1986-2004)の1750三振(当時現役)→2013年終了時点 清原和博(1986-2008)の1955三振
・通産死球
2004年終了時点 清原和博(1986-2004)の185死球(当時現役)→2013年終了時点 清原和博(1986-2008)の196死球
・通産犠打
2004年終了時点 川相昌弘(1984-2004)の520犠打(当時現役)→2013年終了時点 川相昌弘(1984-2006)の533犠打
塗り替えられたシーズン記録にはこんな変わったものも。
・シーズン死球
2004年終了時点 岩本義行(1952)の24死球→2013年終了時点 グレッグ・ラロッカ(2007)の28死球
※2018/10/31 誤記を訂正。失礼しました。
・シーズン打席数
2004年終了時点 広瀬叔功(1963)の676打席→2013年終了時点 西岡剛(2010)の692打席
・シーズン暴投
2004年終了時点 石井一久(1998)の20暴投→2013年終了時点 新垣渚(2007)の25暴投
この期間に新たに記録として導入されたものも。
・通産ホールド
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 山口鉄也(2007-2013)の187ホールド(現役)
※2018/10/31加筆 2018年シーズン終了時点で、宮西尚生(2008-2018)の294ホールド(現役)に記録が変わっています。
・シーズンホールド
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 浅尾拓也(2010)の47ホールド
・通産HP
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 山口鉄也(2007-2013)の228HP(現役)
※2018/10/31加筆 2018年シーズン終了時点で、宮西尚生(2008-2018)の326HP(現役)に記録が変わっています。
・シーズンHP
2004年終了時点 導入前→2013年終了時点 浅尾拓也(2010)の59ホールド
従来の記録保持者がこの期間に更に伸ばした記録も多いです。
・連続試合フルイニング出場
2004年終了時点 金本知憲(1999-2004)(当時現役)の750試合→2013年終了時点 金本知憲(1999-2010)の1493試合
倍近くに伸びています。金本がその期間、阪神の柱石であった事を示す数字といえます。最後の辺は力が衰えたのもあり批判はありましたけどね。
・通産三振
2004年終了時点 清原和博(1986-2004)の1750三振(当時現役)→2013年終了時点 清原和博(1986-2008)の1955三振
・通産死球
2004年終了時点 清原和博(1986-2004)の185死球(当時現役)→2013年終了時点 清原和博(1986-2008)の196死球
・通産犠打
2004年終了時点 川相昌弘(1984-2004)の520犠打(当時現役)→2013年終了時点 川相昌弘(1984-2006)の533犠打
塗り替えられたシーズン記録にはこんな変わったものも。
・シーズン死球
2004年終了時点 岩本義行(1952)の24死球→2013年終了時点 グレッグ・ラロッカ(2007)の28死球
※2018/10/31 誤記を訂正。失礼しました。
・シーズン打席数
2004年終了時点 広瀬叔功(1963)の676打席→2013年終了時点 西岡剛(2010)の692打席
・シーズン暴投
2004年終了時点 石井一久(1998)の20暴投→2013年終了時点 新垣渚(2007)の25暴投
なお、今年破られる可能性がある記録もあります。通産試合出場は2004年終了時点も2013年終了時点も野村克也(1954-1980)の3017試合ですが、2013年終了時点で谷繁元信捕手が2900試合まで迫っているのです。とはいえ、今年は兼任監督として負担も大きいと予想され、どれだけ出場するかは分らないですが。
※2018/10/31加筆 谷繁捕手(1989-2015)は、2015年シーズンで引退するまでに3021試合に出場。野村捕手の記録を塗り替えています。
通産記録はもちろん、シーズン記録も結構破られてますね。この9年間、日本プロ野球がそれだけ濃密な時を過ごしたのだ、という事かと思います。今後も期待したいものですが、はてさて。
【参考文献】
プロ野球70年3号連続特別企画第3弾 GREAT RECORDS 「不滅の金字塔」大全集 ベースボール・マガジン社
「日本野球機構オフィシャルサイト」(http://www.npb.or.jp/)
「金本知憲公式サイト」(http://tomoaki-kanemoto.com/)
関連記事:
「プロ野球の歴代シーズン本塁打最多記録を見てみましょう」
「統一球時代の成績をどう評価するか 2013年版~補正は要るのか要らないのか~」
「阪神の歴代当たり助っ人野手を概観する~ゴメスがこの中に入れますように…~」
通産記録はもちろん、シーズン記録も結構破られてますね。この9年間、日本プロ野球がそれだけ濃密な時を過ごしたのだ、という事かと思います。今後も期待したいものですが、はてさて。
【参考文献】
プロ野球70年3号連続特別企画第3弾 GREAT RECORDS 「不滅の金字塔」大全集 ベースボール・マガジン社
「日本野球機構オフィシャルサイト」(http://www.npb.or.jp/)
「金本知憲公式サイト」(http://tomoaki-kanemoto.com/)
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by trushbasket
| 2014-01-29 20:34
| NF








