2014年 02月 02日
『韓非子』のナンバー2観~宰相は王にとって警戒対象?~
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国を治めるに当たって、ナンバー2は非常に重要です。それだけに『君主論』『実利論』といった為政者の心得を冷徹に説いた書物にもナンバー2に関する視点もあるようで、『世界ナンバー2列伝』でも話題として取り上げています。
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さて、上記と同様に為政者の心得を説いた書物として知られているのが『韓非子』。中国戦国時代末の思想家・韓非による書物です。今回、この『韓非子』がナンバー2に関してどう捉えているかについて見てみましょう。
結論から申しますと、『韓非子』におけるナンバー2はズバリ「警戒の対象」。『韓非子』には人間は基本的に私欲のため動くものであり、その延長として臣下は自分のため君主に付け入って利用するものである、という人間観があります。だから賞罰の権限は君主がしっかりと自分で握って離さず、臣下に付け入られないよう好悪を悟られないようにせよ、とか説いています。
ナンバー2に関しても、隙を見せれば主君を思いのままにして権勢を握り、ともしれば主君を脅かしてついには排除したり最悪取って代わったりする、と考えている様子。その一例として、戦国初期に強国斉における主君の地位が元来の血筋である呂一族から田一族にのっとられた話が割と頻繁に挙げられたりしています。他にも重臣によって廃位されたり殺害されたりした主君の事例が列挙されてたり。『韓非子』における重臣への考え方を示す文章としては、
といった具合で、ナンバー2を含めた臣下に君主は気を許すな、賞罰(すなわち生殺与奪)の権限を手放すな、という話が多い印象。更には
なんて逸話まで引っ張り出して権力を握ったナンバー2がナンバー1を蔑ろにする危険を強調してたりします。
とはいえ、韓非は決して強力なナンバー2を否定してナンバー2相当を複数置いて一人が突出しないようにとか言っているわけではないようです。寧ろ逆で、
と説いており、一人のナンバー2をおかず複数を相互に牽制させるやり方は危険としています。対立する両者が、かえって党派対立や外患誘致をもたらしかねないという訳ですね。それよりは、ナンバー2を一人確立させたほうがまし、という事になるのでしょう。
そうした理由からなのか、ナンバー2に厳しい目を向けている『韓非子』にも、ナンバー2の理想的なありように関する言及が皆無という訳でもないのです。例えば
などと述べてもいます。要は法術に明るく主君が臣下を制御する助けになるのがよきナンバー2という事になるのでしょう。事実、管仲・商鞅といった名臣たちがそのような存在だったと韓非は述べています。とはいえ上述の部分から分るようにそうしたナンバー2の忠誠を決して信頼している訳ではありません。では、どうナンバー2に接すべきなのか。
これらの言葉から考えるに、要は、主君が賞罰の基準をはっきりさせて個人的な好悪や私情を交える事なく厳正に運用し、生殺与奪をしっかり握る事でナンバー2含む家臣が主君からの恩恵なしで生きられないようにすれば良いという事ですね。そうすれば、ナンバー2も必死にナンバー1のため尽くしてくれる、そういう結論になるようです。
しかしそれにしても、『韓非子』はなぜこれほどまでにナンバー2含む重臣を危険視するのでしょう。『世界ナンバー2列伝』で述べているように、ナンバー1をナンバー1たらしめる正当性などをナンバー2が乗り越えるのは、容易な事ではないのが普通なのですが。その辺り、韓非のナンバー2観は一般性を有するとは必ずしも言えないようです。
韓非がこのような視点を持った要因としてまず考えられるのは、斉で主君の地位が乗っ取られたり晋が有力家臣に分割されたりといった事例が影響している事。昔とはいえ、血筋で担保されていたはずの主君の地位が奪われた前例があるのは無視できなかったでしょう。ナンバー1が有する正当性がこの時代は相対的に低く見られている、と韓非は判断したのでしょう。
次に、重臣が主君の地位を乗っ取らないまでも、主君を追放・殺害し王族から意のままになる者に取って代わる事例も多々あった事。考えてみれば、ナンバー2がナンバー1になれないにしても、王族の血筋であればナンバー1は別の人でも良いわけです。
更に無視できない要素として、当時のナンバー2に王族出身者がなる事例も多かった事もあるでしょう。有名なのが斉の孟嘗君、趙の平原君。彼らは祖国の宰相として名声を他国にまでとどろかせています。宰相ではありませんが、魏の信陵君も武将として勇名を轟かせました。王位継承権がある王族がナンバー2として名声を馳せると、そりゃナンバー1としては不安です。そうした事情も関係はしていたのかもしれませんね。
ただ、逆に言えば、そのようにナンバー2をナンバー1の地位を脅かす危険性があるとみなして不思議はないような油断も隙もない時代。そんな韓非の時代においてすら通用するようなナンバー2操縦法は、それだけに一般性は高いかもしれない、そんな気もいたします。
そんな時代におけるナンバー2は、どう振舞うべきか。ここで思い出されるのが秦始皇帝に仕えた名将王翦の話。武人である彼をナンバー2と呼ぶのは厳密には問題があるかもしれませんが、彼は大国楚を討つため秦のほぼ全軍を率いる事になった、すなわちその気になれば主君を討てる立場になった事がありました。なのでその時期の王翦については主君を脅かしかねないナンバー2に準じて問題ないかと思います。彼はこの時、どのように主君に接したのか。『史記』が伝える所では、彼は猜疑心の強い主君に対し、自分は恩賞目当てに働いていると繰り返しアピールする事によって疑いを逸らしたとか。どうやら、君主あっての自分であり、主君からの恩徳に満足している事を主君や世間にアピールする事、それが極意なのかも。なお、始皇帝の名宰相として名高い李斯からもナンバー2のありようを学ぶ事はできるようですが、それについては『世界ナンバー2列伝』を御覧ください、と申し上げておきます。
※今回引用した『韓非子』の本文、旧字は現代字に改めています。
※2014/2/10 誤字を訂正。
【参考文献】
「近代デジタルライブラリー」(http://kindai.ndl.go.jp/)より
「韓非子講義 興文社編輯所編 興文社」(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1104113)
「漢文叢書第十二 史記第四 司馬遷著 有朋堂書店」(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1118539)
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さて、上記と同様に為政者の心得を説いた書物として知られているのが『韓非子』。中国戦国時代末の思想家・韓非による書物です。今回、この『韓非子』がナンバー2に関してどう捉えているかについて見てみましょう。
結論から申しますと、『韓非子』におけるナンバー2はズバリ「警戒の対象」。『韓非子』には人間は基本的に私欲のため動くものであり、その延長として臣下は自分のため君主に付け入って利用するものである、という人間観があります。だから賞罰の権限は君主がしっかりと自分で握って離さず、臣下に付け入られないよう好悪を悟られないようにせよ、とか説いています。
ナンバー2に関しても、隙を見せれば主君を思いのままにして権勢を握り、ともしれば主君を脅かしてついには排除したり最悪取って代わったりする、と考えている様子。その一例として、戦国初期に強国斉における主君の地位が元来の血筋である呂一族から田一族にのっとられた話が割と頻繁に挙げられたりしています。他にも重臣によって廃位されたり殺害されたりした主君の事例が列挙されてたり。『韓非子』における重臣への考え方を示す文章としては、
臣聞千乗之君無備、必有百乗之臣在其側、以徒其民、而傾其国、万乗之君無備、必有千乗之家在其側、以徒其威、而傾其国
(『韓非子講義』興文社 28頁)(愛臣篇)
臣聞く千乗の君に備え無くんば、必ず百乗の臣その側に有り、以て其の民を徒(うつ)し、其の国を傾くる。万乗の君に備え無くんば、必ず千乗の家その側に有り、以て其の威を徒し、其の国を傾くる。
【現代語訳】
私は、このように聞いています。諸侯が周辺に気をつけていなければ、必ず側に仕える重臣が有力となり、国の民衆を己の支配に移して国を危うくする。天子が周辺に気をつけていなければ、側に仕える諸侯が有力となり、天子の威光を我が物として国を危うくする。
人主之患、在於信人、信人則制於人、人臣之於其君、非有骨肉之親也、縛於勢、而不得不事也、故為人臣者、窺覘其君心也、無須臾之休、而人主怠傲処其上、此世所以有劫君弑主也。(同書 148頁)(備内篇)
人主の患は、人を信ずるに在り。人を信ずれば則ち人に制せらる。人臣の其の君に於けるは、骨肉の親有るに非ずして、勢に縛られて、事(つか)へざるを得ざる也。故に人臣たる者は、其の君の心を窺覘する也。須臾の休なし。而(しか)るに人主怠傲して其の上にに処す。此れ世に君を劫し主を弑する所以なり。
【現代語訳】
主君の弊害は、他人を信用する事にある。信用すれば他人に制せられる。臣下が君主に仕えているのは、肉親に対するような情からではなく、その威勢によって仕方なくなのである。だから臣下というものは、主君の心を休む間なく窺っている。しかし君主はといえばその地位に安心して臣下の上にいる。これが、世間で臣下が君主を脅かしたり殺害したりといった事件が起こる背景なのである。
といった具合で、ナンバー2を含めた臣下に君主は気を許すな、賞罰(すなわち生殺与奪)の権限を手放すな、という話が多い印象。更には
州侯相荊、貴而主断、荊王疑之、因問左右、左右対曰、無有、如出一口也(同書 318頁)(内儲説篇下)
州侯は荊に相たり、貴く断を主(つかさ)どる。荊王之を疑ひ、因りて左右に問ふ。左右対へて曰く、有ること無し、と。一口より出づるが如し。
【現代語訳】
州侯は楚の国の宰相である。身分も高く、政治を専断している。楚王はこれに疑念を持ち、周囲の家臣たちに宰相が勝手な事をしていないかたずねた。家臣たちは、「決してそのような事はございません」と答える。それはまるで一つの口から出たような声をそろえての返事であった。
なんて逸話まで引っ張り出して権力を握ったナンバー2がナンバー1を蔑ろにする危険を強調してたりします。
とはいえ、韓非は決して強力なナンバー2を否定してナンバー2相当を複数置いて一人が突出しないようにとか言っているわけではないようです。寧ろ逆で、
今王両用之、其多力者樹其党、寡力者借外権、群臣有内樹党以驕主、有外為交以削地、則王之国危矣(同書 226頁)(説林篇上)
今王両(とも)に之を用せば、其の力多き者は其の党を樹て、力寡き者は外権を借らむ。群臣内に党を樹て以て主に驕る有り、外に交を為し以て地を削る有らば、則ち王の国危からむと。
【現代語訳】
今、王様が二人の重臣を同様に任用すれば、そのうち力の強い方は自分の党派を作り、力の弱い方は外国の力を借りて挽回を図るでしょう。家臣の中に、国内で党派を作って主君に圧力をかけるものや、外国と交際して領土を割いてやるようなものがあれば、王様の国は危うくなりますよ。
と説いており、一人のナンバー2をおかず複数を相互に牽制させるやり方は危険としています。対立する両者が、かえって党派対立や外患誘致をもたらしかねないという訳ですね。それよりは、ナンバー2を一人確立させたほうがまし、という事になるのでしょう。
そうした理由からなのか、ナンバー2に厳しい目を向けている『韓非子』にも、ナンバー2の理想的なありように関する言及が皆無という訳でもないのです。例えば
夫有術者之為人臣也、得致度数之言、上明主法、下困姦臣、以尊主安国者也、是以度数之言得致于前、則賞罰必用於後矣(同書 122頁)(姦劫弑臣篇)
それ術有る者の人臣為るや、度数の言を致し得れば、上は主の法を明らかにし、下は姦臣を困らせ、以て主を尊くし国を安んずる者なり。是れ度数の言を前に致すを以て、則ち賞罰必ず後に用ゐらる。
【現代語訳】
そもそも法治を心得た者が臣下となれば、法治に基づいた術策の言葉を述べる事で、上は主君の法を明らかにし、下は悪臣をとっちめる事によって、主君を尊び国を安泰にするものである。その際には法治の術策を予め述べた上で、その後に必ずそれにのっとった賞罰が行なわれるのである。
などと述べてもいます。要は法術に明るく主君が臣下を制御する助けになるのがよきナンバー2という事になるのでしょう。事実、管仲・商鞅といった名臣たちがそのような存在だったと韓非は述べています。とはいえ上述の部分から分るようにそうしたナンバー2の忠誠を決して信頼している訳ではありません。では、どうナンバー2に接すべきなのか。
恃勢而不恃信(同書 379頁)(外儲説篇左下)
勢を恃みて信を恃まず
【現代語訳】
主君は自分に権力がある事を頼みにするべきで、家臣の信義をあてにするべきではない
恃術而不恃信(同書 同頁)(外儲説篇左下)
術を恃みて信を恃まず
【現代語訳】
主君は自分が法を用いる術を知っている事を頼みにするべきで、家臣の信義をあてにしてはならない
爵禄生於功、誅罰生於罪、臣明於此、則尽死力、而非忠君也(同書 433頁)(外儲説篇右下)
爵禄は功に生じ、誅罰は罪に生ず。臣此れに明なれば、則ち死力を尽せども、君に忠なるに非ざるなり。
【現代語訳】
爵位や俸禄は手柄ある者にのみ行なわれ、処罰は罪ある者にのみ下される。臣下がこれをはっきり悟るようになれば、国のため死力を尽くすだろうが、これは主君に忠実だからでなく賞を求め罰を恐れての事である(だが、それでよいのだ)。
夫馴鳥、断其下頷焉、断其下頷、則必恃人而食、焉得不馴乎、夫明主畜臣亦然、今臣不得不利君之禄、不得無服上之名、夫利君之禄、服上之名、焉得不服(同書 415頁)(外儲説篇右上)
夫れ鳥を馴すには、其の下頷を断つ。其の下頷を断てば、則ち人を恃みて食ふ。焉ぞ馴れざるを得んや。夫れ明主の臣を畜ふも亦た然り。今臣君の禄を利とせざるを得ず、上の名に服する無きを得ず。夫れ君の禄を利とし、上の名に服すれば、焉ぞ服せざるを得んや。
【現代語訳】
そもそも鳥を飼いならすには、その下顎を切る。下顎を切れば、鳥は人を頼らないと餌を食べられない。そうなればどうして人に馴れないはずがあろうか(馴れなければ飢え死にしてしまう)。およそ、名君が家臣を養うのも同様である。主君からの俸禄をありがたがらずにはいられないようにさせ、主君から賜る爵位を尊重せざるを得ないようにする。主君からの俸禄をありがたがり、賜る爵位を尊重していれば、どうして主君に服従しないはずがあろうか。
これらの言葉から考えるに、要は、主君が賞罰の基準をはっきりさせて個人的な好悪や私情を交える事なく厳正に運用し、生殺与奪をしっかり握る事でナンバー2含む家臣が主君からの恩恵なしで生きられないようにすれば良いという事ですね。そうすれば、ナンバー2も必死にナンバー1のため尽くしてくれる、そういう結論になるようです。
しかしそれにしても、『韓非子』はなぜこれほどまでにナンバー2含む重臣を危険視するのでしょう。『世界ナンバー2列伝』で述べているように、ナンバー1をナンバー1たらしめる正当性などをナンバー2が乗り越えるのは、容易な事ではないのが普通なのですが。その辺り、韓非のナンバー2観は一般性を有するとは必ずしも言えないようです。
韓非がこのような視点を持った要因としてまず考えられるのは、斉で主君の地位が乗っ取られたり晋が有力家臣に分割されたりといった事例が影響している事。昔とはいえ、血筋で担保されていたはずの主君の地位が奪われた前例があるのは無視できなかったでしょう。ナンバー1が有する正当性がこの時代は相対的に低く見られている、と韓非は判断したのでしょう。
次に、重臣が主君の地位を乗っ取らないまでも、主君を追放・殺害し王族から意のままになる者に取って代わる事例も多々あった事。考えてみれば、ナンバー2がナンバー1になれないにしても、王族の血筋であればナンバー1は別の人でも良いわけです。
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※今回引用した『韓非子』の本文、旧字は現代字に改めています。
※2014/2/10 誤字を訂正。
【参考文献】
「近代デジタルライブラリー」(http://kindai.ndl.go.jp/)より
「韓非子講義 興文社編輯所編 興文社」(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1104113)
「漢文叢書第十二 史記第四 司馬遷著 有朋堂書店」(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1118539)
大辞泉 小学館
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by trushbasket
| 2014-02-02 23:48
| NF








