2014年 10月 08日
阪神の歴代当たり助っ人を概観する~今度は投手~
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昨日で、プロ野球のレギュラーシーズンは全日程を終了。阪神は、昨年同様二位となっています。さて、だいぶ前になりますが、阪神タイガースの当たり助っ人野手について概観した事がありました。
この時点では、マウロ・ゴメス内野手が日本で適応できるか不明な状況でしたから当たりである事を祈っていましたが、その願いは叶えられ嬉しい限りです。
打率.283 26本塁打 1盗塁 出塁率.369 OPS.860
成績は上記の通りで、109打点を挙げ、来日一年目から打点王のタイトル獲得という快挙。実に勝負強い四番でした。そして、従来より活躍しているマット・マートン外野手も
打率.338 14本塁打 2盗塁 OPS.872
という活躍で首位打者に輝いています。こちらも相変わらず見事なものです。
今回は野手に続いて阪神の歴代当たり助っ人投手を挙げていこうかと思います。前回と同様、外国人枠制度が出来たとされる1953年以降の選手を対象とします。なお、当たりかどうかの判定は独断と偏見です、悪しからず。※が名前の前についている選手は、日本プロ野球の他球団を経験した後に阪神に入団した選手です。各年度の成績はWikipedia、今年の成績はSportsnaviを参考にしています。
・ジーン・バッキー 在籍1962-68年 右投右打
62年 8試合 23回 3敗 4.70 16奪三振 10与四死球 WHIP1.43
63年 33試合 151.2回 8勝5敗 2.49 47奪三振 63与四死球 WHIP1.19
64年 46試合 353.1回 29勝9敗 1.89 200奪三振 100与四死球 WHIP 1.06
65年 40試合 256.2回 18勝14敗 2.28 112奪三振 75与四死球 WHIP 1.10
66年 40試合 243回 14勝16敗 2.78 114奪三振 78与四死球 WHIP 1.20
67年 38試合 258.1回 18勝12敗 2.30 141奪三振 89与四死球 WHIP 1.04
68年 34試合 255.1回 13勝14敗 2.19 142奪三振 57与四死球 WHIP 0.99
「史上最強の助っ人野手」候補がバースなら、「史上最強の助っ人投手」有力候補はこの人。当初は苦しみましたが、ナックルを覚えて覚醒し64年には大車輪の活躍。最優秀防御率・最多勝を獲得し、優勝に大いに貢献して助っ人投手初の沢村賞受賞を果たしています。65年には巨人戦でノーヒットノーランも達成。防御率2点台後半が不調な部類に入るのですから、恐るべき助っ人ですね。しかし68年、王貞治への危険球を契機とした乱闘で骨折し選手生命が事実上絶たれたのは残念な話です。
69年には近鉄に移籍し
12試合 55.1回 7敗 3.27 26奪三振 21与四死球 WHIP 1.27
という成績を挙げています。白星に繋がらなかったとはいえ、悪くない成績だったんですが…。
・ピート・バーンサイド 在籍1964-65年 左投右打
64年 29試合 118回 5勝8敗 3.36 47奪三振 43与四死球 WHIP1.13
65年 32試合 164.1回 5勝14敗 2.91 54奪三振、34与四死球 WHIP1.13
上記の通り優秀な成績ながら、援護に恵まれず黒星先行。とはいえ、当時の阪神にとって貴重な左腕でした。
・リッチ・ゲイル 在籍1985-86年 右投右打
85年 33試合 190.2回 13勝8敗 126奪三振 84与四死球 4.30 WHIP1.42
86年 27試合 161.1回 5勝10敗 102奪三振 53与四死球 4.56 WHIP1.44
防御率・WHIP(1イニングに出す平均的な走者数)ともやや問題ある数値でしたが、当時の貧弱な先発陣にあっては貴重な存在。85年は強力打線に助けられ、優勝に大きく貢献し日本シリーズでは胴上げ投手になっています。
・マット・キーオ 在籍1987-90年 右投右打
87年 27試合 168回 11勝14敗 3.80 119奪三振 49与四死球 WHIP1.22
88年 28試合 179.2回 12勝12敗 2.76 97奪三振 45与四死球 WHIP1.17
89年 28試合 201回 15勝9敗 2.72 110奪三振 41与四死球 WHIP1.20
90年 24試合 129.2回 7勝9敗 5.00 72奪三振 58与四死球 WHIP1.59
父が南海で助っ人としてプレーしています。チームが暗黒時代に陥る中で、エースの投球を見せ89年には15勝を挙げた優良助っ人です。
・郭李建夫 在籍1993-98年 右投右打
93年 27試合 51.1回 5勝4敗2S 3.68 48奪三振 28与四死球 WHIP1.48
94年 49試合 86回 7勝5敗2S 3.14 70奪三振 41与四死球 WHIP1.31
95年 30試合 115回 5勝12敗 3.37 92奪三振 68与四死球 WHIP1.45
96年 45試合 104.1回 8勝9敗15S 3.62 81奪三振 51与四死球 WHIP1.32
バルセロナ五輪で台湾代表として予選・準決勝とも日本に勝利。その実績をかわれ阪神に入団しました。チーム事情によって起用法が一貫せず苦しみましたが、先発・リリーフとも戦力になったと言って問題ない範囲の成績を残したのはさすがです。
・ベン・リベラ 在籍1998-99年 右投右打
98年 44試合 53回 2勝3敗27S 2.38 45奪三振 19与四死球 WHIP1.16
99年 29試合 25.1回 1勝1敗12S 0.71 29奪三振 6与四死球 WHIP0.86
一年目の27セーブは当時の球団記録。二年目は故障のため途中退団となったのは残念です。
・ダレル・メイ 在籍1998-99年 左投左打
98年 21試合 129.2回 4勝9敗 3.47 94奪三振 61与四死球 WHIP1.37
99年 18試合 112.1回 6勝7敗 4.25 113奪三振 42与四死球 WHIP1.24
とまずまずの成績を残しましたが、99年には監督批判を起こし翌年からは巨人に移籍。
00年 24試合 155.1回 12勝7敗 2.95 165奪三振 43与四死球 WHIP1.05
01年 26試合 159回 10勝8敗 4.13 168奪三振 50与四死球 WHIP1.29
と好成績を残しています。00年には阪神戦で和田豊内野手に危険球を投げる騒ぎを起こし物議をかもしました。阪神とは因縁のある印象ですが、2003年に阪神が優勝した際はデイリースポーツ紙に祝福メッセージを海外から送ってきた記憶があります。
・グレッグ・ハンセル 在籍2000-02年 右投右打
00年 20試合 114回 7勝8敗 4.34 97奪三振 58与四死球 WHIP1.40
01年 27試合 162.1回 5勝13敗 3.49 123奪三振 83与四死球 WHIP1.36
02年 5試合 4.2回 0勝0敗 1.93 2奪三振 1与四死球 WHIP1.07
一年目はいまいちながらも、二年目は中々の好成績ですが白星にはつながらず。三年目は機会が与えられずで不運の投手。
・バディ・カーライル 在籍2001-02年 右投左打
01年 28試合 153.1回 7勝10敗 3.87 111奪三振 65与四死球 WHIP1.40
02年 3試合 14.1回 0勝2敗 7.53 13奪三振 6与四死球 WHIP1.53
走者を出しやすい投手ながらも、先発陣の一角として奮闘。2010年には日本ハムに入団しましたが
7試合 27.2回 0勝3敗 4.88 14奪三振 12与四死球 WHIP1.67
と苦戦を余儀なくされています。
・トレイ・ムーア 在籍2002-03年 左投左打
02年 27試合 181.1回 10勝11敗 3.33 116奪三振 67与四死球 WHIP1.24
03年 21試合 111.2回 10勝6敗 4.35 94奪三振 44与四死球 WHIP1.44
とにかく良く打つ投手だったと記憶しています。2003年には二年連続10勝で優勝に貢献。04年にはオリックスに移籍しましたが
16試合 83.2回 6勝6敗 6.24 63奪三振 65与四死球 WHIP1.94
と振るいませんでした。やっぱりDH制で打順が回ってこなかったのも影響したんですかね。
・マーク・バルデス 在籍2002年 右投右打
02年 42試合 52.2回 4勝3敗22S 1.54 39奪三振 19与四死球 WHIP1.08
と好成績だったんですが、なんとこの年限りで解雇。思い切ったことをしたもんです。翌年には中日に移籍し
03年 37試合 58.2回 3敗1S 4.45 38奪三振 30与四死球 WHIP1.33
04年 30試合 25.2回 1勝1敗1S 3.51 17奪三振 12与四死球 WHIP1.40
という成績を残しています。
・ジェフ・ウィリアムス 在籍2003-09年 左投右打
03年 52試合 52.2回 1勝1敗25S 1.54 57奪三振 20与四死球 WHIP0.93
04年 51試合 46.2回 2勝4敗14S 3.28 56奪三振 23与四死球 WHIP1.26
05年 75試合 76.2回 3勝3敗37H 2.11 90奪三振 26与四死球 WHIP1.07
06年 47試合 47.1回 3勝2敗3S26H 1.90 49奪三振 19与四死球 WHIP1.10
07年 60試合 65.1回 1勝2敗42H 0.96 66奪三振 16与四死球 WHIP0.89
08年 55試合 55.1回 5勝4敗5S25H 3.09 65奪三振 17与四死球 WHIP1.25
09年 31試合 27.2回 1勝1敗11H 3.58 35奪三振 23与四死球 WHIP1.41
何というか、圧巻ですね。「史上最強の助っ人投手」リリーフ部門最有力候補ではないかと。藤川・久保田と共に協力リリーフ陣「JFK」の一角を占め長年にわたり投手陣を支えています。
・ジェロッド・リガン 在籍2003-04年 右投右打
03年 29試合 35.2回 3勝 1.51 30奪三振 13与四死球 WHIP1.12
04年 23試合 25.1回 1勝1敗4S 2.84 14奪三振 7与四死球 WHIP1.11
03年に中途入団ながらも優勝に貢献。翌年も好成績でしたが、故障のため退団しました。
・ダーウィン・クビアン 在籍2005-07年 右投右打
05年 4試合 10.2回 0勝1敗 5.91 12奪三振 3与四死球 WHIP1.31
06年 49試合 73.2回 1勝2敗2S12H 3.79 55奪三振 33与四死球 WHIP1.18
07年 35試合 61.2回 2勝2敗6H 3.36 34奪三振 21与四死球 WHIP1.30
一年目は振るいませんでしたが、06年からはリリーフ陣の一角としてまずまずの成績。
・ライアン・ボーグルソン 在籍2007-08年 右投右打
07年 20試合 106.2回 7勝6敗 4.13 91奪三振 47与四死球 WHIP1.44
08年 12試合 65.1回 3勝4敗 3.99 50奪三振 25与四死球 WHIP1.29
09年はオリックスに移籍し
30試合 41.2回 1勝4敗4H 4.54 56奪三振 20四死球 WHIP1.32
という成績です。
・スコット・アッチソン 在籍2008-09年 右投右打
08年 42試合 104.2回 7勝6敗18H 3.70 85奪三振 28与四死球 WHIP1.24
09年 75試合 90回 5勝3敗30H 1.70 81奪三振 21与四死球 WHIP0.89
貴重なリリーフ陣として活躍しましたが、メジャー復帰を希望し退団。
・※ジェイソン・スタンリッジ 在籍2010-13年 右投右打
07-08年には「スタンドリッジ」の登録名でソフトバンクに在籍し
07年 17試合 54回 7勝1敗1H 3.00 35奪三振 24与四死球 WHIP1.37
08年 3試合 13回 0勝2敗 7.62 8奪三振 8与四死球 WHIP1.77
という成績を残しています。2010年から阪神で
10年 23試合 126.1回 11勝5敗 3.49 98奪三振 50与四死球 WHIP1.25
11年 25試合 151回 9勝7敗 2.92 116三振 57与四死球 WHIP1.21
12年 25試合 150.1回 7勝12敗 2.69 102奪三振 56与四死球 WHIP1.19
13年 26試合 160.2回 8勝12敗 2.74 124奪三振 51与四死球 WHIP1.29
と優秀な先発投手として活躍。しかし2013年オフ、助っ人枠の関係から契約を切られ古巣ソフトバンクに移籍。
14年 26試合 172回 11勝8敗 3.30 129奪三振 67与四死球 WHIP1.24
という好成績を残しホークスの優勝に貢献しています。
・ランディ・メッセンジャー 在籍2010年- 右投右打
10年 26試合 80.1回 5勝6敗1H 4.93 48奪三振 32与四死球 WHIP1.48
11年 25試合 150回 12勝7敗 2.88 122奪三振 48与四死球 WHIP1.16
12年 30試合 196.2回 10勝11敗 2.52 166奪三振 69与四死球 WHIP1.17
13年 30試合 196.1回 12勝8敗 2.89 183奪三振 60与四死球 WHIP1.17
14年 31試合 208.1回 13勝10敗 3.20 226奪三振 77与四死球 WHIP1.23
当初、リリーフとして期待されましたがパッとせず。しかし先発に転向して好成績を残し、ローテーションの柱として活躍しています。13年・14年に最多奪三振のタイトルも獲得。14年には最多勝にも輝いています。
・呉昇桓 在籍2014年-2015年 右投右打
14年 64試合 66.2回 2勝4敗5H39S 1.76 81奪三振 14与四死球 WHIP0.81
「石直球」を武器にした、韓国が誇るクローザーです。藤川が退団し抑えに不安を感じていたタイガースが獲得。期待に応えてチームの勝利をもたらし、一年目から最多セーブに輝いています。
【参考文献】
『猛虎大鑑1936-2002』 ベースボール・マガジン社
『阪神タイガース70年史 猛虎伝説』 ベースボール・マガジン社
『日本プロ野球偉人伝』9・10・12・14・15 ベースボール・マガジン社
関連サイト:
「げんまつWEB タイガース歴史研究室」(http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/)
上記サイトも記事作成において参考にさせていただきました。
関連記事:
「阪神の歴代当たり助っ人野手を概観する~ゴメスがこの中に入れますように…~」
「「バースの再来」と呼ばれたメジャーリーガーたち~虎で夢破れた助っ人たちが海の向こうで見せていた雄姿~」
「プロ野球の歴代シーズン本塁打最多記録を見てみましょう」
※2014/10/13 マートンの今季成績も加筆。
関連記事:
「阪神の歴代当たり助っ人野手を概観する~ゴメスがこの中に入れますように…~」
この時点では、マウロ・ゴメス内野手が日本で適応できるか不明な状況でしたから当たりである事を祈っていましたが、その願いは叶えられ嬉しい限りです。
打率.283 26本塁打 1盗塁 出塁率.369 OPS.860
成績は上記の通りで、109打点を挙げ、来日一年目から打点王のタイトル獲得という快挙。実に勝負強い四番でした。そして、従来より活躍しているマット・マートン外野手も
打率.338 14本塁打 2盗塁 OPS.872
という活躍で首位打者に輝いています。こちらも相変わらず見事なものです。
今回は野手に続いて阪神の歴代当たり助っ人投手を挙げていこうかと思います。前回と同様、外国人枠制度が出来たとされる1953年以降の選手を対象とします。なお、当たりかどうかの判定は独断と偏見です、悪しからず。※が名前の前についている選手は、日本プロ野球の他球団を経験した後に阪神に入団した選手です。各年度の成績はWikipedia、今年の成績はSportsnaviを参考にしています。
・ジーン・バッキー 在籍1962-68年 右投右打
62年 8試合 23回 3敗 4.70 16奪三振 10与四死球 WHIP1.43
63年 33試合 151.2回 8勝5敗 2.49 47奪三振 63与四死球 WHIP1.19
64年 46試合 353.1回 29勝9敗 1.89 200奪三振 100与四死球 WHIP 1.06
65年 40試合 256.2回 18勝14敗 2.28 112奪三振 75与四死球 WHIP 1.10
66年 40試合 243回 14勝16敗 2.78 114奪三振 78与四死球 WHIP 1.20
67年 38試合 258.1回 18勝12敗 2.30 141奪三振 89与四死球 WHIP 1.04
68年 34試合 255.1回 13勝14敗 2.19 142奪三振 57与四死球 WHIP 0.99
「史上最強の助っ人野手」候補がバースなら、「史上最強の助っ人投手」有力候補はこの人。当初は苦しみましたが、ナックルを覚えて覚醒し64年には大車輪の活躍。最優秀防御率・最多勝を獲得し、優勝に大いに貢献して助っ人投手初の沢村賞受賞を果たしています。65年には巨人戦でノーヒットノーランも達成。防御率2点台後半が不調な部類に入るのですから、恐るべき助っ人ですね。しかし68年、王貞治への危険球を契機とした乱闘で骨折し選手生命が事実上絶たれたのは残念な話です。
69年には近鉄に移籍し
12試合 55.1回 7敗 3.27 26奪三振 21与四死球 WHIP 1.27
という成績を挙げています。白星に繋がらなかったとはいえ、悪くない成績だったんですが…。
・ピート・バーンサイド 在籍1964-65年 左投右打
64年 29試合 118回 5勝8敗 3.36 47奪三振 43与四死球 WHIP1.13
65年 32試合 164.1回 5勝14敗 2.91 54奪三振、34与四死球 WHIP1.13
上記の通り優秀な成績ながら、援護に恵まれず黒星先行。とはいえ、当時の阪神にとって貴重な左腕でした。
・リッチ・ゲイル 在籍1985-86年 右投右打
85年 33試合 190.2回 13勝8敗 126奪三振 84与四死球 4.30 WHIP1.42
86年 27試合 161.1回 5勝10敗 102奪三振 53与四死球 4.56 WHIP1.44
防御率・WHIP(1イニングに出す平均的な走者数)ともやや問題ある数値でしたが、当時の貧弱な先発陣にあっては貴重な存在。85年は強力打線に助けられ、優勝に大きく貢献し日本シリーズでは胴上げ投手になっています。
・マット・キーオ 在籍1987-90年 右投右打
87年 27試合 168回 11勝14敗 3.80 119奪三振 49与四死球 WHIP1.22
88年 28試合 179.2回 12勝12敗 2.76 97奪三振 45与四死球 WHIP1.17
89年 28試合 201回 15勝9敗 2.72 110奪三振 41与四死球 WHIP1.20
90年 24試合 129.2回 7勝9敗 5.00 72奪三振 58与四死球 WHIP1.59
父が南海で助っ人としてプレーしています。チームが暗黒時代に陥る中で、エースの投球を見せ89年には15勝を挙げた優良助っ人です。
・郭李建夫 在籍1993-98年 右投右打
93年 27試合 51.1回 5勝4敗2S 3.68 48奪三振 28与四死球 WHIP1.48
94年 49試合 86回 7勝5敗2S 3.14 70奪三振 41与四死球 WHIP1.31
95年 30試合 115回 5勝12敗 3.37 92奪三振 68与四死球 WHIP1.45
96年 45試合 104.1回 8勝9敗15S 3.62 81奪三振 51与四死球 WHIP1.32
バルセロナ五輪で台湾代表として予選・準決勝とも日本に勝利。その実績をかわれ阪神に入団しました。チーム事情によって起用法が一貫せず苦しみましたが、先発・リリーフとも戦力になったと言って問題ない範囲の成績を残したのはさすがです。
・ベン・リベラ 在籍1998-99年 右投右打
98年 44試合 53回 2勝3敗27S 2.38 45奪三振 19与四死球 WHIP1.16
99年 29試合 25.1回 1勝1敗12S 0.71 29奪三振 6与四死球 WHIP0.86
一年目の27セーブは当時の球団記録。二年目は故障のため途中退団となったのは残念です。
・ダレル・メイ 在籍1998-99年 左投左打
98年 21試合 129.2回 4勝9敗 3.47 94奪三振 61与四死球 WHIP1.37
99年 18試合 112.1回 6勝7敗 4.25 113奪三振 42与四死球 WHIP1.24
とまずまずの成績を残しましたが、99年には監督批判を起こし翌年からは巨人に移籍。
00年 24試合 155.1回 12勝7敗 2.95 165奪三振 43与四死球 WHIP1.05
01年 26試合 159回 10勝8敗 4.13 168奪三振 50与四死球 WHIP1.29
と好成績を残しています。00年には阪神戦で和田豊内野手に危険球を投げる騒ぎを起こし物議をかもしました。阪神とは因縁のある印象ですが、2003年に阪神が優勝した際はデイリースポーツ紙に祝福メッセージを海外から送ってきた記憶があります。
・グレッグ・ハンセル 在籍2000-02年 右投右打
00年 20試合 114回 7勝8敗 4.34 97奪三振 58与四死球 WHIP1.40
01年 27試合 162.1回 5勝13敗 3.49 123奪三振 83与四死球 WHIP1.36
02年 5試合 4.2回 0勝0敗 1.93 2奪三振 1与四死球 WHIP1.07
一年目はいまいちながらも、二年目は中々の好成績ですが白星にはつながらず。三年目は機会が与えられずで不運の投手。
・バディ・カーライル 在籍2001-02年 右投左打
01年 28試合 153.1回 7勝10敗 3.87 111奪三振 65与四死球 WHIP1.40
02年 3試合 14.1回 0勝2敗 7.53 13奪三振 6与四死球 WHIP1.53
走者を出しやすい投手ながらも、先発陣の一角として奮闘。2010年には日本ハムに入団しましたが
7試合 27.2回 0勝3敗 4.88 14奪三振 12与四死球 WHIP1.67
と苦戦を余儀なくされています。
・トレイ・ムーア 在籍2002-03年 左投左打
02年 27試合 181.1回 10勝11敗 3.33 116奪三振 67与四死球 WHIP1.24
03年 21試合 111.2回 10勝6敗 4.35 94奪三振 44与四死球 WHIP1.44
とにかく良く打つ投手だったと記憶しています。2003年には二年連続10勝で優勝に貢献。04年にはオリックスに移籍しましたが
16試合 83.2回 6勝6敗 6.24 63奪三振 65与四死球 WHIP1.94
と振るいませんでした。やっぱりDH制で打順が回ってこなかったのも影響したんですかね。
・マーク・バルデス 在籍2002年 右投右打
02年 42試合 52.2回 4勝3敗22S 1.54 39奪三振 19与四死球 WHIP1.08
と好成績だったんですが、なんとこの年限りで解雇。思い切ったことをしたもんです。翌年には中日に移籍し
03年 37試合 58.2回 3敗1S 4.45 38奪三振 30与四死球 WHIP1.33
04年 30試合 25.2回 1勝1敗1S 3.51 17奪三振 12与四死球 WHIP1.40
という成績を残しています。
・ジェフ・ウィリアムス 在籍2003-09年 左投右打
03年 52試合 52.2回 1勝1敗25S 1.54 57奪三振 20与四死球 WHIP0.93
04年 51試合 46.2回 2勝4敗14S 3.28 56奪三振 23与四死球 WHIP1.26
05年 75試合 76.2回 3勝3敗37H 2.11 90奪三振 26与四死球 WHIP1.07
06年 47試合 47.1回 3勝2敗3S26H 1.90 49奪三振 19与四死球 WHIP1.10
07年 60試合 65.1回 1勝2敗42H 0.96 66奪三振 16与四死球 WHIP0.89
08年 55試合 55.1回 5勝4敗5S25H 3.09 65奪三振 17与四死球 WHIP1.25
09年 31試合 27.2回 1勝1敗11H 3.58 35奪三振 23与四死球 WHIP1.41
何というか、圧巻ですね。「史上最強の助っ人投手」リリーフ部門最有力候補ではないかと。藤川・久保田と共に協力リリーフ陣「JFK」の一角を占め長年にわたり投手陣を支えています。
・ジェロッド・リガン 在籍2003-04年 右投右打
03年 29試合 35.2回 3勝 1.51 30奪三振 13与四死球 WHIP1.12
04年 23試合 25.1回 1勝1敗4S 2.84 14奪三振 7与四死球 WHIP1.11
03年に中途入団ながらも優勝に貢献。翌年も好成績でしたが、故障のため退団しました。
・ダーウィン・クビアン 在籍2005-07年 右投右打
05年 4試合 10.2回 0勝1敗 5.91 12奪三振 3与四死球 WHIP1.31
06年 49試合 73.2回 1勝2敗2S12H 3.79 55奪三振 33与四死球 WHIP1.18
07年 35試合 61.2回 2勝2敗6H 3.36 34奪三振 21与四死球 WHIP1.30
一年目は振るいませんでしたが、06年からはリリーフ陣の一角としてまずまずの成績。
・ライアン・ボーグルソン 在籍2007-08年 右投右打
07年 20試合 106.2回 7勝6敗 4.13 91奪三振 47与四死球 WHIP1.44
08年 12試合 65.1回 3勝4敗 3.99 50奪三振 25与四死球 WHIP1.29
09年はオリックスに移籍し
30試合 41.2回 1勝4敗4H 4.54 56奪三振 20四死球 WHIP1.32
という成績です。
・スコット・アッチソン 在籍2008-09年 右投右打
08年 42試合 104.2回 7勝6敗18H 3.70 85奪三振 28与四死球 WHIP1.24
09年 75試合 90回 5勝3敗30H 1.70 81奪三振 21与四死球 WHIP0.89
貴重なリリーフ陣として活躍しましたが、メジャー復帰を希望し退団。
・※ジェイソン・スタンリッジ 在籍2010-13年 右投右打
07-08年には「スタンドリッジ」の登録名でソフトバンクに在籍し
07年 17試合 54回 7勝1敗1H 3.00 35奪三振 24与四死球 WHIP1.37
08年 3試合 13回 0勝2敗 7.62 8奪三振 8与四死球 WHIP1.77
という成績を残しています。2010年から阪神で
10年 23試合 126.1回 11勝5敗 3.49 98奪三振 50与四死球 WHIP1.25
11年 25試合 151回 9勝7敗 2.92 116三振 57与四死球 WHIP1.21
12年 25試合 150.1回 7勝12敗 2.69 102奪三振 56与四死球 WHIP1.19
13年 26試合 160.2回 8勝12敗 2.74 124奪三振 51与四死球 WHIP1.29
と優秀な先発投手として活躍。しかし2013年オフ、助っ人枠の関係から契約を切られ古巣ソフトバンクに移籍。
14年 26試合 172回 11勝8敗 3.30 129奪三振 67与四死球 WHIP1.24
という好成績を残しホークスの優勝に貢献しています。
・ランディ・メッセンジャー 在籍2010年- 右投右打
10年 26試合 80.1回 5勝6敗1H 4.93 48奪三振 32与四死球 WHIP1.48
11年 25試合 150回 12勝7敗 2.88 122奪三振 48与四死球 WHIP1.16
12年 30試合 196.2回 10勝11敗 2.52 166奪三振 69与四死球 WHIP1.17
13年 30試合 196.1回 12勝8敗 2.89 183奪三振 60与四死球 WHIP1.17
14年 31試合 208.1回 13勝10敗 3.20 226奪三振 77与四死球 WHIP1.23
当初、リリーフとして期待されましたがパッとせず。しかし先発に転向して好成績を残し、ローテーションの柱として活躍しています。13年・14年に最多奪三振のタイトルも獲得。14年には最多勝にも輝いています。
※2017年10月31日加筆:
メッセンジャー投手はその後も活躍。下記のような優秀な成績を残しています。
15年 29試合 193.2回 9勝12敗 2.97 194奪三振 64与四死球 WHIP1.15
16年 28試合 185.1回 12勝11敗 3.01 177奪三振 61与四死球 WHIP1.28
17年 22試合 143回 11勝5敗 2.39 155奪三振 45与四死球 WHIP1.24
・呉昇桓 在籍2014年-2015年 右投右打
14年 64試合 66.2回 2勝4敗5H39S 1.76 81奪三振 14与四死球 WHIP0.81
「石直球」を武器にした、韓国が誇るクローザーです。藤川が退団し抑えに不安を感じていたタイガースが獲得。期待に応えてチームの勝利をもたらし、一年目から最多セーブに輝いています。
※2017年10月31日加筆:2015年もクローザーとして活躍、
15年 63試合 69.1回 2勝3敗7H41S 2.73 66奪三振 18与四死球 WHIP1.15
という成績を残し、2年連続最多セーブを置き土産にメジャーリーグへ旅立ちました。
※2017年10月31日加筆:
その後に阪神に入団した当たり助っ人として、下記の二人がいます。
・マルコス・マテオ 在籍2016年- 右投右打
16年 52試合 55回 1勝3敗7H20S 1.80 56奪三振 26与四死球 WHIP1.16
17年 63試合 59回 7勝4敗36H 2.75 62奪三振 20与四死球 WHIP1.12 最優秀中継ぎ
・ラファエル・ドリス 在籍2016年- 右投右打
16年 34試合 34回 3勝3敗9H8S 2.12 36奪三振 18与四死球 WHIP1.03
17年 63試合 63回 4勝4敗5H37S 2.71 85奪三振 19与四死球 WHIP1.11 最多セーブ
【参考文献】
『猛虎大鑑1936-2002』 ベースボール・マガジン社
『阪神タイガース70年史 猛虎伝説』 ベースボール・マガジン社
『日本プロ野球偉人伝』9・10・12・14・15 ベースボール・マガジン社
関連サイト:
「げんまつWEB タイガース歴史研究室」(http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/)
上記サイトも記事作成において参考にさせていただきました。
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「プロ野球の歴代シーズン本塁打最多記録を見てみましょう」
※2014/10/13 マートンの今季成績も加筆。
by trushbasket
| 2014-10-08 19:30
| NF








