2015年 04月 22日
<読書案内>森茂暁『足利直義』
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今回は、森茂暁『足利直義』(角川選書)を取り上げます。改めて申し上げるまでもなく、足利直義といえば足利政権初代将軍・尊氏の弟。初期足利政権で二頭体制の一角を担い政権運営に大きな役割を果たした重要人物です。そして本書は、現在を代表する南北朝研究者の一人である森茂暁先生が、彼にスポットをあてた一品。
直義の足利政権における具体的な権限とは何であったのか、どのような社会を彼は目指していたのか、文化的・思想的にどのような立ち位置にいたのか。更に、足利政権内紛の一因となったと思われる直義の家庭事情や、花押(サイン)の変遷から彼の心情がどう推移したかに関する推測など扱っている話題は非常に充実しています。
むろん、直義像ともいわれるようになった『伝源頼朝像』に関しても触れています。
森茂暁先生は、これまでも非専門家向けに南北朝関連の書籍を多数書かれており、中には後南朝を扱ったマニアックと思われる題材のものまで。まあ、南北朝自体が一般からすればマニアックと言ってしまえばそうなのかもしれませんが。そんな森先生が直義に関する従来の研究をまとめた一冊。直義に興味のある方は、必読かと思います。
直義の足利政権における具体的な権限とは何であったのか、どのような社会を彼は目指していたのか、文化的・思想的にどのような立ち位置にいたのか。更に、足利政権内紛の一因となったと思われる直義の家庭事情や、花押(サイン)の変遷から彼の心情がどう推移したかに関する推測など扱っている話題は非常に充実しています。
むろん、直義像ともいわれるようになった『伝源頼朝像』に関しても触れています。
森茂暁先生は、これまでも非専門家向けに南北朝関連の書籍を多数書かれており、中には後南朝を扱ったマニアックと思われる題材のものまで。まあ、南北朝自体が一般からすればマニアックと言ってしまえばそうなのかもしれませんが。そんな森先生が直義に関する従来の研究をまとめた一冊。直義に興味のある方は、必読かと思います。
by trushbasket
| 2015-04-22 19:46
| NF








