2015年 05月 19日
<読書案内>横山光輝『時の行者』
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今回は、久しぶりに漫画を。お題は横山光輝『時の行者』。横山先生が得意としていたSFもの・歴史ものという二つのジャンルを融合した作品と言えます。
戦国末期から徳川中期にかけて、10年ごとに現れる謎の少年。物理攻撃はバリアではじき、光線銃で武者たちも圧倒する。そして、(当時の人々にとっての)行く末についてもよく知っている。そんな未来人とおぼしき少年の正体、そして目的は?…というのが基本的な話の流れ。
上記した時代の有名な時代・人物と少年が絡み、物語が展開するという一話完結方式をとっています。昔の作品だけあって、時代・事件の解釈は旧式で通俗的ではあります。あと、色々と制限があるのか、主人公も未来の技術を持ちながら万能では決してなかったりします。彼は基本的に狂言回しなんでしょうね。
読んでいて惹きつけられたのは、その時代における人々の生き様。過酷な家業に向き合う事を強いられた武士の少年、先に破滅が待つ事をしった人々…。みなそれぞれに懸命に生きている、という事が活写されています。そんな彼らに、主人公が贈る餞も時には粋なものがあったり。
そうそう、天一坊の話で登場した道場破りのしたたかさは見てて面白かったです。
という訳で、なかなか楽しめる佳作でした。
戦国末期から徳川中期にかけて、10年ごとに現れる謎の少年。物理攻撃はバリアではじき、光線銃で武者たちも圧倒する。そして、(当時の人々にとっての)行く末についてもよく知っている。そんな未来人とおぼしき少年の正体、そして目的は?…というのが基本的な話の流れ。
上記した時代の有名な時代・人物と少年が絡み、物語が展開するという一話完結方式をとっています。昔の作品だけあって、時代・事件の解釈は旧式で通俗的ではあります。あと、色々と制限があるのか、主人公も未来の技術を持ちながら万能では決してなかったりします。彼は基本的に狂言回しなんでしょうね。
読んでいて惹きつけられたのは、その時代における人々の生き様。過酷な家業に向き合う事を強いられた武士の少年、先に破滅が待つ事をしった人々…。みなそれぞれに懸命に生きている、という事が活写されています。そんな彼らに、主人公が贈る餞も時には粋なものがあったり。
そうそう、天一坊の話で登場した道場破りのしたたかさは見てて面白かったです。
という訳で、なかなか楽しめる佳作でした。
by trushbasket
| 2015-05-19 20:52
| NF








