2015年 09月 23日
歴代「幕府」将軍・執権の大河ドラマ出演歴一覧を作ってみた(下)
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前の記事で、歴代「幕府」将軍・執権の誰がどの大河ドラマに出演し誰が出演しなかったかをざっと見てみました。その上で、各将軍・執権の出演回数をまとめてみると(※2025/8/26現在)
という結果。次に、将軍・執権を出演させた人数の多い作品を挙げていくと、
となります。
出演回数は、以前の記事で言及した、各時代を大河ドラマが扱った頻度を反映する結果となりました。という訳で、やはり戦国末期「三英傑」の一角である家康が群を抜いて多いですね。主役も二度勤めています。そして、足利義昭や徳川秀忠・家光あたりもこの時代が多い恩恵を被っていると言えるでしょう。また、戦国末期についで幕末を扱った作品が多いのを反映して、慶喜をはじめとする徳川末期の将軍たちも出演回数が多めとなっています。太平の世ただなかである綱吉がそこそこ出演しているのは、忠臣蔵もののおかげです。頼朝や時政・義時は源平がそこそこ扱われているのを表した回数となっています。
意外だったのは、鎌倉将軍が久明親王を除き全員が一応は大河に登場していたこと。足利将軍も過半数が、徳川将軍家に至っては全員一度は大河出演歴有りという結果でした(長らく家斉のみが登場なしでしたが、25年『べらぼう』をもって晴れて登場となりました)。
他にうかがい知れる事実として、普段は扱わない時代を取り上げた作品は、将軍・執権を多めに出してくる傾向があるということが挙げられそうです。個人的一押しの『太平記』は勿論、『花の乱』『北条時宗』『八代将軍吉宗』、『草燃える』、そして『鎌倉殿の13人』がこれに該当します。これらの作品なかりせば、映像化されなかった将軍・執権があまたいる。そう考えると、この作品群の意義の大きさが実感できるデータと言えるのではないかと思います。
※2015/9/23 やや加筆。2015/9/24 一部修正。2019/8/11 16年以降18年までの作品も追加。2020/1/29 『麒麟がくる』のデータも追加。2020/8/14 『麒麟がくる』への足利義栄登場予定の発表を受けて。※2021/1/26, 27 『青天を衝け』登場人物発表を受け加筆。※2022/12/17、2023/1/11、2025/8/26加筆
27回 徳川家康
14回 徳川秀忠
13回 足利義昭
12回 徳川慶喜
10回 徳川家茂
7回 徳川家光、徳川家定
6回 源頼朝、北条時政、北条義時
5回 徳川綱吉
4回 足利義輝、徳川家慶
3回 徳川家宣
2回 源頼家、源実朝、九条頼経、北条政村、北条高時、足利尊氏、足利義稙、徳川家治
1回 九条頼嗣、宗尊親王、惟康親王、守邦親王、北条泰時、北条時頼、北条長時、北条時宗、北条貞時、北条貞顕、北条守時、(北条貞将)、足利義詮、足利義教、足利義勝、足利義政、足利義尚、足利義澄、足利義栄、徳川家綱、徳川家継、徳川吉宗、徳川家重、徳川家斉
という結果。次に、将軍・執権を出演させた人数の多い作品を挙げていくと、
11人 『北条時宗』(将軍5人、執権6人)
8人 『鎌倉殿の13人』(将軍4人、執権4人)
6人 『草燃える』(将軍・執権とも3人ずつ)、『太平記』(将軍・執権とも3人ずつ(※))、『花の乱』、『八代将軍吉宗』
5人 『青天を衝け』
4人 『江~姫たちの戦国~』、『翔ぶが如く』、『徳川慶喜』、『篤姫』、『麒麟がくる』、『青天を衝け』、『どうする家康』
3人 『新・平家物語』(将軍1人、執権2人)、『炎立つ』(将軍1人、執権2人)、『義経』(将軍1人、執権2人)、『平清盛』(将軍1人、執権2人)、『天と地と』、『国盗り物語』、『信長 KING OF ZIPANGU』、『おんな太閤記』、『徳川家康』、『功名が辻』、『独眼竜政宗』、『葵 徳川三代』『春日局』、『春の坂道』、『元禄繚乱』、『龍馬伝』、『八重の桜』、『西郷どん』
2人 『武田信玄』、『黄金の日日』、『秀吉』、『利家とまつ~加賀百万石物語~』、『天地人』、『軍師官兵衛』、『武蔵 MUSASHI』、『元禄太平記』、『峠の群像』、『花神』、『花燃ゆ』、『真田丸』、『べらぼう』
1人 『源義経』、『毛利元就』、『風林火山』、『太閤記』、『樅ノ木は残った』、『赤穂浪士』、『竜馬がゆく』、『新選組!』、『おんな城主 直虎』
※2019/8/11 鎌倉陥落直前に執権任命された可能性がある北条貞将も入れると将軍3人、執権4人の計7人。
となります。
出演回数は、以前の記事で言及した、各時代を大河ドラマが扱った頻度を反映する結果となりました。という訳で、やはり戦国末期「三英傑」の一角である家康が群を抜いて多いですね。主役も二度勤めています。そして、足利義昭や徳川秀忠・家光あたりもこの時代が多い恩恵を被っていると言えるでしょう。また、戦国末期についで幕末を扱った作品が多いのを反映して、慶喜をはじめとする徳川末期の将軍たちも出演回数が多めとなっています。太平の世ただなかである綱吉がそこそこ出演しているのは、忠臣蔵もののおかげです。頼朝や時政・義時は源平がそこそこ扱われているのを表した回数となっています。
意外だったのは、鎌倉将軍が久明親王を除き全員が一応は大河に登場していたこと。足利将軍も過半数が、徳川将軍家に至っては全員一度は大河出演歴有りという結果でした(長らく家斉のみが登場なしでしたが、25年『べらぼう』をもって晴れて登場となりました)。
他にうかがい知れる事実として、普段は扱わない時代を取り上げた作品は、将軍・執権を多めに出してくる傾向があるということが挙げられそうです。個人的一押しの『太平記』は勿論、『花の乱』『北条時宗』『八代将軍吉宗』、『草燃える』、そして『鎌倉殿の13人』がこれに該当します。これらの作品なかりせば、映像化されなかった将軍・執権があまたいる。そう考えると、この作品群の意義の大きさが実感できるデータと言えるのではないかと思います。
※2015/9/23 やや加筆。2015/9/24 一部修正。2019/8/11 16年以降18年までの作品も追加。2020/1/29 『麒麟がくる』のデータも追加。2020/8/14 『麒麟がくる』への足利義栄登場予定の発表を受けて。※2021/1/26, 27 『青天を衝け』登場人物発表を受け加筆。※2022/12/17、2023/1/11、2025/8/26加筆
by trushbasket
| 2015-09-23 23:36
| NF








