2016年 02月 09日
レトロゲーム紹介 第37回『黄昏のオード』
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数多くの作品が生み出されたゲームの世界。何とか他と差別化するため、成否はともかくとして一風変わった新機軸を打ち出してくるソフトも多かったようです。今回ご紹介する『黄昏のオード』(1996年 プレイステーション トンキンハウス ジャンル:ロールプレイング)もそんな作品の一つ。
嵐で漂着した主人公ですが、その地において悪神・善神、竜族・人間の争いに巻き込まれます。運命に導かれるかのように、彼は知り合った仲間たちと戦いに身を投じていきます。…これが、この作品における基本的なストーリーの流れです。これ自体は、RPGとしてありがちだと思います。
しかし、本作の替わっているところは、主人公の用いる魔法。何でも、「歌魔法」なんだそうです。ストーリーが進むにつれ、主人公は様々な魔法を覚えていくわけです。で、その魔法は具体的に何かといえば、主人公の歌声。火・氷・岩などでの攻撃、回復などなどの魔法が歌によってなされる。で、面白いのはその歌の歌詞をプレイヤーが決められる事です。むろん、短い字数制限はあるわけですが。まあ、もし決めるのが面倒くさくても、デフォルトで決まった歌詞もあるから大丈夫ですよ。…で、そのプレイヤーが定めた魔法を、主人公が必要に応じてゲーム上で歌い上げてくれる。具体的には、各文字に音符が割り当てられ、それに沿って歌った声が各音ごとにあるという訳です。なので、何とも言い難い独特の歌声が響き渡ったりして、インパクトは抜群でした。
さて、ゲームの出来そのものは、遺憾ながら褒められたものではありません。シナリオもお使いの繰り返しだったり、BGMも単調(というか効果音?)、パーティーを自由に組めない、仲間の自動戦闘が稚拙…と瑕瑾が少なからず列挙されてしまう実情。しかし無論、システム面での長所もあります。例えば、敵から逃げる際に、回り込まれたりして逃げ損なう事がないのは、かなり助かりました。まあ、全体的なクオリティからすれば、「クソゲー」呼ばわりされる向きがあるのは、残念ですが致し方ないと言えましょう。
しかし、発想は面白いし、挑戦した心意気たるや壮でありました。少なくともそれについては評価すべきだと思いますし、個人的には嫌いではない一品でした。…ただし、相当に人を選ぶのは否定できませんし、おいそれと他人に勧められるかと言えば極めて疑問ですけれど。
関連サイト:
「Stardust Rain」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/)より
「黄昏のオード」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html)
「タンスの奥の奥の方なゲーム万歳」(http://meowandmeow.info/index.html)より
「悪の旋律」(http://meowandmeow.info/game/ode/index.html)
「ニコニコ大百科」(http://dic.nicovideo.jp/)より
「黄昏のオードとは」(http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%BB%84%E6%98%8F%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89)
本作をプレイする人に関しては「悪の手先」という呼称があったそうです。
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嵐で漂着した主人公ですが、その地において悪神・善神、竜族・人間の争いに巻き込まれます。運命に導かれるかのように、彼は知り合った仲間たちと戦いに身を投じていきます。…これが、この作品における基本的なストーリーの流れです。これ自体は、RPGとしてありがちだと思います。
しかし、本作の替わっているところは、主人公の用いる魔法。何でも、「歌魔法」なんだそうです。ストーリーが進むにつれ、主人公は様々な魔法を覚えていくわけです。で、その魔法は具体的に何かといえば、主人公の歌声。火・氷・岩などでの攻撃、回復などなどの魔法が歌によってなされる。で、面白いのはその歌の歌詞をプレイヤーが決められる事です。むろん、短い字数制限はあるわけですが。まあ、もし決めるのが面倒くさくても、デフォルトで決まった歌詞もあるから大丈夫ですよ。…で、そのプレイヤーが定めた魔法を、主人公が必要に応じてゲーム上で歌い上げてくれる。具体的には、各文字に音符が割り当てられ、それに沿って歌った声が各音ごとにあるという訳です。なので、何とも言い難い独特の歌声が響き渡ったりして、インパクトは抜群でした。
さて、ゲームの出来そのものは、遺憾ながら褒められたものではありません。シナリオもお使いの繰り返しだったり、BGMも単調(というか効果音?)、パーティーを自由に組めない、仲間の自動戦闘が稚拙…と瑕瑾が少なからず列挙されてしまう実情。しかし無論、システム面での長所もあります。例えば、敵から逃げる際に、回り込まれたりして逃げ損なう事がないのは、かなり助かりました。まあ、全体的なクオリティからすれば、「クソゲー」呼ばわりされる向きがあるのは、残念ですが致し方ないと言えましょう。
しかし、発想は面白いし、挑戦した心意気たるや壮でありました。少なくともそれについては評価すべきだと思いますし、個人的には嫌いではない一品でした。…ただし、相当に人を選ぶのは否定できませんし、おいそれと他人に勧められるかと言えば極めて疑問ですけれど。
関連サイト:
「Stardust Rain」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/)より
「黄昏のオード」(http://rainbow-gates.sakura.ne.jp/review/re_top.html)
「タンスの奥の奥の方なゲーム万歳」(http://meowandmeow.info/index.html)より
「悪の旋律」(http://meowandmeow.info/game/ode/index.html)
「ニコニコ大百科」(http://dic.nicovideo.jp/)より
「黄昏のオードとは」(http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%BB%84%E6%98%8F%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89)
本作をプレイする人に関しては「悪の手先」という呼称があったそうです。
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by trushbasket
| 2016-02-09 20:01
| NF








