2016年 05月 04日
【『童貞の世界史』】昔のイギリスで、'He never married'と言えば【宣伝】
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どうも、松原左京です。『童貞の世界史』、ついに早いところでは店舗に姿を見せています。何とぞよろしくお願いいたします。
Amazon :『童貞の世界史: セックスをした事がない偉人達』
楽天ブックス:『童貞の世界史: セックスをした事がない偉人達』
今回、『童貞の世界史』を執筆するための調査で知った、こぼれ話を少しさせていただこうかと思います。
童貞偉人を多数輩出した国といえば、イギリス。本書でも、近代では他地域から独立して章を設ける必要が生じるレベルでした。なお、日本も他地域から分けて章を持っていますが、これは開催国特権というべきものかと。それを考えると、いかにイギリスの童貞偉人輩出力が図抜けているか、という事が実感できるかと思います。
しかし、そんなイギリスでも生涯童貞やらは決して当たり前とはみなされていなかったようです。一昔前のイギリスでは、死亡記事に'He never married'と書かれた場合、同性愛を隠喩しているケースがしばしばだったと伝えられています。むろん、その表現全てがその意味では必ずしもなかったそうですが。
ここから鑑みるに、童貞偉人続出だった当時のイギリスでも、生涯独身を貫くのは決して「当たり前」ではなかったし、ましてや生涯童貞やら無性愛やらへの理解があったとは言い難かったという事なのでしょう。同性愛に対する理解も、こうした隠喩に使われている時点で推して知るべし。だからこそ、本書で登場するヘンリー・ハヴェロック・エリスの事績が歴史的に大きな意味をもつものとなった、とも言えるのです。
関連記事:
「theguardian」(http://www.theguardian.com/international)より
「Death is the new black」(http://www.theguardian.com/books/2002/apr/28/politics)
※2016/5/9 少し加筆。
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今回、『童貞の世界史』を執筆するための調査で知った、こぼれ話を少しさせていただこうかと思います。
童貞偉人を多数輩出した国といえば、イギリス。本書でも、近代では他地域から独立して章を設ける必要が生じるレベルでした。なお、日本も他地域から分けて章を持っていますが、これは開催国特権というべきものかと。それを考えると、いかにイギリスの童貞偉人輩出力が図抜けているか、という事が実感できるかと思います。
しかし、そんなイギリスでも生涯童貞やらは決して当たり前とはみなされていなかったようです。一昔前のイギリスでは、死亡記事に'He never married'と書かれた場合、同性愛を隠喩しているケースがしばしばだったと伝えられています。むろん、その表現全てがその意味では必ずしもなかったそうですが。
ここから鑑みるに、童貞偉人続出だった当時のイギリスでも、生涯独身を貫くのは決して「当たり前」ではなかったし、ましてや生涯童貞やら無性愛やらへの理解があったとは言い難かったという事なのでしょう。同性愛に対する理解も、こうした隠喩に使われている時点で推して知るべし。だからこそ、本書で登場するヘンリー・ハヴェロック・エリスの事績が歴史的に大きな意味をもつものとなった、とも言えるのです。
関連記事:
「theguardian」(http://www.theguardian.com/international)より
「Death is the new black」(http://www.theguardian.com/books/2002/apr/28/politics)
※2016/5/9 少し加筆。
by trushbasket
| 2016-05-04 21:29
| 松原左京








