2017年 10月 07日
『童貞の世界史』拾遺その4 福田堯頴~大正大学設立に関与した仏僧、天台学者~
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どうも、松原左京です。近代の日本では、仏僧も結婚を認められた。これは御存じの方も多いと思います。それもあって、『童貞の世界史』では近代においてもあえて不犯を貫いた傑僧も何人か取り上げています。今回も、そんな事例を一例追加。お題は、福田堯頴(1867-1954)です。
堯頴は江戸の生まれで、明治十四年(1881)に谷中天王寺で得度しました。成長後は天台学の講師として活躍し、天台宗大学教授などを経験しています。大正大学設立の際にも関与し、天台学研究室主任をつとめ昭和七年(1932)には学長となりました。他にも豊山大学・東京大学・東洋大学などで天台学・密教学を担当し教鞭を執っています。近代における密教学の権威と言って良い存在だったそうです。僧侶としても、比叡山金勝院や谷中天王寺の住職を歴任しています。主著には、『伝教大師』『戒密綱要』などがあります。
この堯頴、「戒を守って全く菜食で」あり「一生童貞で性欲節制の厳格な」(括弧内は『上善餘香 福田大僧正を偲ぶ』天王寺より いずれも31頁)生き様であったそうです。
参考文献:
『上善餘香 福田大僧正を偲ぶ』天王寺
『20世紀日本人名事典』日外アソシエーツ
『日本人名大辞典』講談社
『上善餘香 福田大僧正を偲ぶ』天王寺
『20世紀日本人名事典』日外アソシエーツ
『日本人名大辞典』講談社
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by trushbasket
| 2017-10-07 11:37
| 松原左京









