<読書案内>菅原武『漢詩詩語辞典』
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2019年 08月 15日
漢詩を作ってみたいけれど、平仄とか押韻とかよく分からない。このテーマで作ろうと思ったら、どんな言葉があるんだろう。漢詩に興味のある人には、つきものの問題かと思います。正直、僕もまだまだこの辺はよく分かってません。
そうした人に役立つのが、詩語集。昔からそうした悩みの人は一定数いたらしく、国立国会図書館デジタルコレクションを見ていても明治期の詩語集があったりしますよ。 さて、個人的に重宝しているのが菅原武『漢詩詩語辞典』(幻冬舎ルネッサンス)。元来は、著者が自分専用の便宜として作った詩語集。前半は句の冒頭・半ばに入る二文字の詩語を天地・日時・天候・動植物・景色・羈旅といったテーマ毎に収集・分類、更に平仄の並びごとにわけてくれているのでとっつきやすい。 後半は、句末尾にくる三文字の詩語集。最後に韻を踏む句の場合、韻の分類ごとに分類してくれています。無論、転句などに用いる最後が仄音で終わる句も分類してくれていますよ。 二文字・三文字の詩語とも、それぞれに用例もつけてくれていますから参考にしましょう。末尾には漢字索引があり、そこでも平仄や韻の分類もあります。 ただし、注意すべき事は掲載された情報を過信しない事。平仄分類・意味などは漢和辞典等で裏を取るのが万全でしょう。まあ、これはどの詩語集にも言える事だと思います。 膨大な語を、作詩になじみがない人にもわかりやすい事を念頭にまとめられた詩語集。少なくとも僕のような初心者には、非常にありがたい一冊でした。
by trushbasket
| 2019-08-15 15:57
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