近代文豪の筆名を分類する~雅号、本名、ペンネーム…~その二
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以前、近代文豪の筆名について分類した記事を投下致しました。
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「近代文豪の筆名を分類する~雅号、本名、ペンネーム…~」
しかしながら、近代文豪と称される文学者は多数おり、恥ずかしながら前回には漏れた方々も結構いました。 そこで今回は、そうした主要な面々を追加でご紹介いたします。因みに選出基準は、2019年10月時点で人気ゲーム『文豪とアルケミスト』に登場し、なおかつ前回記事で漏れた人々です。ま、たまには流行に乗っからせて貰うのもありでしょう。
関連サイト:
「文豪とアルケミスト」(https://bungo.dmmgames.com)より
「文豪とアルケミスト 文豪」(https://bungo.dmmgames.com/chara.html)
A:本姓+筆名
伊藤左千夫 本名は幸次郎 1864-1913
代表作:『野菊の墓』(小説)、『左千夫歌集』(歌集)、『左千夫歌論集』(歌論)など
河東碧梧桐 本名は秉五郎 1873-1937
代表作:『碧梧桐句集』(俳句集)、『三千里』(紀行文)など
高浜虚子 本名は清 1874-1959
代表作:『虚子句集』(俳句集)、『俳諧師』(小説)など
正宗白鳥 本名は忠夫 1879-1962
代表作:『何処へ』(小説)、『安土の春』(戯曲)、『作家論』(評論)など
北原白秋 本名は隆吉 1885-1942
代表作:『邪宗門』『思ひ出』(詩集)、『桐の花』(歌集)、『トンボの眼玉』(童謡集)など
若山牧水 本名は繁 1885-1928
代表作:『海の声』『別離』(歌集)など
山本有三 本名は勇造 1887-1974
代表作:『嬰児殺し』『坂崎出羽守』(戯曲)、『女の一生』『真実一路』『路傍の石』(小説)など
伊藤左千夫と山本有三以外は、雅号っぽさのある筆名ですね。
B:姓名とも本名
高村光太郎 1883-1956
代表作:『道程』『智恵子抄』(詩集)など
父は彫刻家・高村光雲
久米正雄 1891-1952
代表作:『牛乳屋の兄弟』(戯曲)、『破船』(小説)など
佐藤春夫 1892-1964
代表作:『叙情詩集』(詩集)、『田園の憂鬱』『都会の憂鬱』(小説)など
徳永直 1899-1958
代表作:『太陽のない街』『妻よねむれ』(小説)など
中野重治 1902-1979
代表作:『中野重治詩集』(詩集)、『歌のわかれ』(小説)など
C:姓名とも変名
今回は該当なし
今回は、こんなところで。また気が向けば、追加するかもです。
【参考文献】
『大辞泉』小学館
『美術人名辞典』思文閣
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』ロゴヴィスタ
『日本人名大辞典』講談社
『朝日日本歴史人物事典』朝日新聞出版
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