各球団の、背番号2を付けた主要選手たち〜1や3と比べて地味かもだけど、玄人好みな名選手が続々〜
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2019年 11月 20日
以前、各球団の背番号1を付けた主要選手たちについて触れました。今回は、その次の数である2について見たいと思います。勝手な事前イメージとしては、背番号1と3が華やかである球団が複数あるため、相対的に2は目立ちにくい気がしなくもありません。そこで、実際のところどうなのか、調べてみようかと。前回同様、選出基準は独断と偏見です。御了承ください。調べるに当たっては、下記サイトを参照しました。 関連サイト: 人名の後ろにある数字は、現役選手・指導者として背番号2を背負った期間です。西暦で「19」または「20」を略しています。なお、選手の略歴はWikipediaを参考にしていますから、話半分でお願いします。御了承ください。 読売ジャイアンツ: 戦中に盗塁王にもなった呉新亨(萩原寛)(46-53)、名遊撃手にして引退後は名監督と言われた広岡達朗(54-66)、「青い稲妻」と渾名されシーズン盗塁数セリーグ記録保持者である松本匡史(80-87)、クロマティの後釜を担った助っ人ブラッドリー(91)、「曲者」と称された内野手元木大輔(94-05)、小笠原道大(07-13)と多士済々。ただ、1や3が余りに華やかなため霞むのは致し方ありません。 小笠原や現在の陽岱鋼(17-)も含め、小坂誠(06)や井端弘和(14-15)など他球団で実績を残した大物選手が付けるケースも目立ちます。 横浜DeNAベイスターズ: 俊足の名外野手である中塚政幸(68-82)、ロッテからやってきた長距離砲レオン(83-85)、南海・西武で活躍した中距離砲・片平晋作(87-89)、平成初期に守備で鳴らした山崎賢一(90-93)、マシンガン打線の一翼を担った波留敏夫(94-00)、ソフトバンクでも活躍した安打製造機・内川聖一(02-10)、読売からやって来た主砲ロペス(15-)といった面々。中々に豪華な名前が並びました。 阪神タイガース: 初代は、正捕手として活躍しながらも戦火に散った小川年安(36)。その後は、兄の影に隠れてはいるもののエースとして君臨した藤村隆男(50-56)が付けたものの、生え抜き主力の姿が見えにくいのも事実。野田征稔(70-75)や大野久(89-90)くらいでしょうか。現在の北條史也(13-)が久々にそんな存在になってくれている感はあります。 やはり、他球団で実績を残したベテランが付ける事が多々みられます。阪神でも主力級の働きをした人に絞っても、阪急からやってきた守備の名手・本屋敷錦吾(64-69)、クラウンライターからやってきた竹之内雅史(79-82)、日本ハムの主砲だった柏原純一(86-88)、日本ハムから移籍し矢野に続く第二捕手として存在感を示した野口寿浩(05-08)、ホークスやメジャーで活躍した城島健司(10-12)など。 広島東洋カープ: 通算代打安打数記録保持者の宮川孝雄(60-74)、走攻守揃った名遊撃手・高橋慶彦(78-89)、西山に次ぐ第二捕手だった瀬戸輝信(91-95)、勝負強く安定した打撃を誇ったロペス(96-97)、2000年代の正二塁手・東出輝裕(00-15)、そして現在の田中広輔(16-)。主力内野手の系譜というべきでしょうか。 中日ドラゴンズ: 後に中日新聞社記者となった土屋亨(50-55)、60年代後半の遊撃手・一枝修平(65-71)、ロッテからやってきた遊撃手・広瀬宰(73-75)、安打製造機の田尾安志(76-84)、一年限りながら主砲として活躍したバンスロー(90)、後に阪神で正捕手として開花した矢野輝弘(91-95)、二千本安打も達成した名二塁手・荒木雅博(96-18)など。渋い名内野手が目立つ印象。 東京ヤクルトスワローズ: ファイト溢れるプレイで知られた二塁手・武上四郎(67-75)、ロッテや大洋からやってきた長距離砲レオン(86-87)、野村ヤクルトを支えた名外野手・飯田哲也(91-04)、強打の二番打者だったリグス(05-08)、横浜からやってきた正捕手・相川亮二(09-14)、オリックス・日本ハムを経て入団した遊撃手・大引啓次(15-)など。 埼玉西武ライオンズ: ロビンスや阪急で活躍したベテラン中谷準志(55-58)、太平洋時代の外野手アルー(74-75)、ロッテから移籍し二千本安打を達成した強打の二塁手・山崎裕之(79-84)、中日からやってきた田尾安志(85-86)、阪神から移籍し準レギュラーとして存在感を示した吉竹春樹(87-96)、正捕手の銀仁朗(09-11)など。盗塁王・金子侑司(13-17)も付けていた時期があります。現在は空き番号の様子。 福岡ソフトバンクホークス: 戦後間も無くの正捕手・筒井敬三(46-51)、二度の二桁勝利を挙げた小畑正治(53-58)、59年に10勝して優勝に貢献したサディナ(59-60)、伝説的な名遊撃手・小池兼司(61-74)、ドガベンと渾名された強打の捕手・香川伸行(80-89)、阪神から移籍し盗塁王に輝いた大野久(91-94)、主力打者としてもダイエー時代を支えた名捕手・城島健司(95-05)、そしてソフトバンクの名遊撃手・今宮健太(10-18)と様々な面々が。現在はスチュワート投手(19-)が付けています。 東北楽天ゴールデンイーグルス: 初代はヤクルトで活躍した飯田優也(05-06)。主力選手としては正遊撃手だった渡辺直人(07-10)が付けています。現在は太田光捕手(19-)。 千葉ロッテマリーンズ: 南海・大阪(阪神)・西鉄で活躍した名遊撃手に長谷川善三(52-53)、50年代半ばのユーティリティプレイヤー小森光生(55-61)、強打の名二塁手・山崎裕之(65-78)、東映や太平洋を経てやって来た好打者・白仁天(79-80)、俊足巧打の外野手・横田真之(87-92)、91年の首位打者・平井光親(94-96)、長らく球団の顔だったサブロー(97-03)、32年ぶりの日本一をもたらした名将バレンタイン(04-09)といった顔触れ。現在は、藤原恭大(19-)が付けています。将来の主力と期待される若手外野手です。 北海道日本ハムファイターズ: 62年の日本一にも貢献した内野手・岩下光一(62-71)、阪急からやって来た俊足強打の遊撃手・阪本敏三(72-75)、80年代前半の正遊撃手・高代延博(79-88)、90年代初頭の俊足外野手・鈴木慶裕(89-96)、東京末期から北海道初期の主砲を務めた大打者・小笠原道大(97-06)、強打の捕手・高橋信二(08-11)、その後に正捕手となった大野奨太(13-15)など。現在は杉谷拳士(16-)が付けています。 オリックスバファローズ: 初代は慶應から入団した強打者・山下実(36-37秋、39-40)。以降の主な面々は、50年代後半の三塁手・人見武雄(57-64)、66年の盗塁王・山本公士(65-70)、90年代後半には正捕手だった事もある三輪隆(99-04)。現在はDeNAから移籍した白崎浩之(18-)が付けています。 以下は、消滅球団。 大阪近鉄バファローズ: 初期の打線で気を吐いていた安打製造機・小玉明利(55-67)、その後は栗橋茂(74-89)と鈴木貴久(90-00)という強打の外野手二人を経て正捕手・的山哲也(01-04)という流れ。 その他の消滅球団: 松竹ロビンスでは初期の正捕手・藤浪光雄(37秋-37秋)、後に東急でサイクルヒットを打った浅原直人(41-43)、トリプルスリーも経験し優勝にも大きく貢献した強打の外野手・岩本義行(49-51)。翼軍では刈谷久徳と共に堅守を誇る遊撃手中村信一(36-37秋、40)。金鯱と合併した西鉄(後の西鉄ライオンズとは別系統)でも41-43に付けています。名古屋金鯱の俊足内野手・江口行男(36-38春)。大和軍では寺内一隆(37春-41)。高橋ユニオンズでは最終年に南海から移籍した筒井敬三(56)。 一桁番号だけあって、なかなかに多士済々。ただし、チームの顔だったスター選手が付けていたケースは必ずしも多くなく(※)、俊足や守備で鳴らすいぶし銀系統の選手、捕手が目立つ印象。また、チームによっては他球団で活躍して移籍した大物外様選手が付ける傾向も。また、球団創立からかなりたって初めて主力級を輩出したチームも複数。決して軽い番号ではないものの、1や3と比較して目立たない印象なのはその辺りもあるかも知れません。 ※ 小笠原道大や城島健司、小玉明利は当てはまりそう。山崎裕之や高橋慶彦もこの範疇に入りそう。 ※2019/11/21 誤字修正。
by trushbasket
| 2019-11-20 20:21
| NF
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