2019年 12月 11日
【言葉】看看臘月盡〜いつタイムアップが来ても、悔いなきように〜
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どうも、松原左京です。早いもので、今年ももう十二月。
以前、『徒然草』やら蓮如の言葉やらを引き合いに出して、
童貞がどうとか拘ってる場合じゃないぞ
他人と自分を比べてマウンティングしてる場合でもないぞ
本当に自分が求めるものを見つけ出し、早く自分自身にならねば
自分が幸福感を覚えることのできる形を早く掴まねば
なんてお話をいたしました。今回は、似たような意味合いがあるらしい禅語をご紹介いたそうかと。
問題の言葉は、こちら。
看看臘月盡
「看よ看よ臘月尽く」(みよみよ、ろうげつつく)と読むのだそうで。『虚堂録』にある言葉だそうです。臘月とは、陰暦十二月のこと。なので、字面だけを追うと「見ろ見ろ、十二月ももう終わる。一年はもう過ぎてしまう。」というニュアンスになります。しかし、これは禅語。それだけでは済ませてくれません。
手元の解説書によれば、
命というものは必ず尽きる。
一日一日を充実して生きているか。無為に過ごしてはいないか。
(共に有馬頼底著『やさしくわかる茶席の禅語』世界文化社 197頁)
という寓意が隠れているらしいです。ぼやぼやしていると一年はすぐ経ってしまう、そしてその積み重ねで人生もあっという間に…。そう考えると、禅語としては素直に納得しやすい部類の寓意な気がします。
十二月繋がりもあって、今回取り上げて見ました。
参考文献:
有馬頼底著『やさしくわかる茶席の禅語』世界文化社
『大辞泉』小学館
関連記事:
<言葉>「主人公」~どのように生きたいか、どんな人間でありたいか、常に自問自答を~
結構、禅語記事多いですね…。
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by trushbasket
| 2019-12-11 19:37
| 松原左京








