2019年 12月 25日
<クリスマス記事?>名探偵ポアロからの注意事項~年末年始、食べ過ぎには気をつけて~
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ぼやぼやしているうちに、クリスマスイブも過ぎて今日はクリスマス当日。早いものですね。だいぶ前になりますが、名探偵エルキュール・ポアロがクリスマスシーズンで留意すべき事について述べた言葉をご紹介したことがあります。
御存じの方も多いでしょうが、一応。エルキュール・ポアロとは、イギリスの推理作家アガサ・クリスティーが生み出した名探偵です。小柄で口ひげが特徴的なベルギー人、という設定。以前の記事で引用したのは『ポアロのクリスマス』という作品で、1938年に発表されました。日本での知名度は余り高いとは言えない気がしますが、クリスティー全盛期の一作です。
さて。ポアロは、以前の記事で引用した内容以外にも、我々にとって示唆に富む発言をしてくれています。事件とか謎解きとは直接関係ないパートでの出来事ですから、ネタバレの心配もいらないでしょう。という訳で、以下で安心して引用させていただくとしましょう。ポアロさん曰く、
きみはクリスマスは楽しい気分の季節だと、言いましたね。それは、つまるところ、大いに飲み食いすることを意味しやしないか、そうでしょう?そして、それは事実上食べ過ぎを意味することになります。ところで、食べ過ぎには消化不良がつきものです!そして、消化不良になると、人間は怒りやすくなる、つまり短気になるものです!
(アガサ・クリスティー『ポアロのクリスマス』村上啓夫訳 ハヤカワ文庫 139頁)
とのこと。…ええ、はい、白状します。僕は、昨日、調子に乗って食べ過ぎました。消化不良気味かもしれません。救いはまあ、下戸なんで素面のままでしたし、怒ったりもしなかった事でしょう。他人に迷惑はかけてない、はず。
僕のことはさておき。クリスマスが終わると、休む間もなく年末年始。やっぱり、「楽しい気分の季節」、「大いに飲み食いする」時期であります。ポアロさんの言葉は、クリスマス終了後も十分に有用だと言えるでしょう。という訳で、お互いにこの事を念頭に置きながら元気に年を越したいものですね。
あと、もし『ポアロのクリスマス』に興味を持った方は、是非手にとっていただけたらと思います。好みは分かれるかもしれませんが、個人的にはポアロものにおける傑作の一つだと思ってます。それでは。
【参考文献】
アガサ・クリスティー『ポアロのクリスマス』村上啓夫訳 ハヤカワ文庫
※2019/12/29 誤字を修正しました。
by trushbasket
| 2019-12-25 19:31
| NF








