大河ドラマ 歴代「豊臣秀吉」~流石に、「三英傑」はみな大河常連~
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ここしばらく、大河ドラマに登場した歴代「明智光秀」や歴代「織田信長」を見てきました。「徳川家康」は大分前にこちらで検討しましたから、今回は残った歴代「豊臣秀吉」を検討、というのが順序でしょう。
以下、豊臣秀吉が登場する作品、および演じた俳優さん(その作品における最終形態を演じたお一人に代表しています)一覧です。なお、例によって情報源はWikipediaなので、話半分にてご覧ください。※は、主役を意味します。
1965 『太閤記』 緒形拳※
1969 『天と地と』 浜田光夫
1971 『春の坂道』 2代目中村芝翫
1973 『国盗り物語』 火野正平
1978 『黄金の日々』 緒形拳(2回目)
1981 『おんな太閤記』 西田敏行
1983 『徳川家康』 武田鉄矢
1987 『独眼竜政宗』 勝新太郎
1989 『春日局』 藤岡琢也
1992 『信長 KING OFZIPANGU』 仲村トオル
1993 『琉球の風』 仲村トオル(2回目)
1996 『秀吉』 竹中直人※
2002 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』 香川照之
2006 『功名が辻』 柄本明
2009 『天地人』 笹野高史
2011 『江〜姫たちの戦国〜』 岸谷五朗
2014 『軍師官兵衛』 竹中直人(2回目)
2016 『真田丸』 小日向文世
2020 『麒麟がくる』 佐々木蔵之介
2023 『どうする家康』 ムロツヨシ
大河ドラマにおける秀吉の登場は計20回。演じた俳優は17人。複数回演じたのは、緒形拳、仲村トオル、竹中直人。
秀吉が登場し、信長が登場しなかったのは『春の坂道』『独眼竜政宗』『琉球の風』。逆に信長が登場し、秀吉の姿がないのは『武田信玄』『風林火山』『おんな城主直虎』。本能寺の変以後が基本的な舞台だと、信長抜きになり得ます。一方、東国の織田家外部視点で信長時代までなら秀吉抜きになり得る。
秀吉が登場する一方で明智光秀が登場しないのは、『天と地と』『春の坂道』『独眼竜政宗』『琉球の風』。逆に光秀が登場し秀吉が出てこないのは、『おんな城主直虎』のみ。光秀の場合も、信長と事情はかなり類似しています。
秀吉が登場する作品では、今のところ徳川家康は皆勤。一方、家康が登場し秀吉は出てこない作品は、『春の坂道』『武田信玄』『葵 徳川三代』『武蔵 MUSASHI』『風林火山』『おんな城主直虎』。秀吉が活躍した時期は、家康抜きで語るのは難しい。一方、東国の織田家外部視点の物語なケースでは秀吉抜きもあり得るし、秀吉死後の世界で「天下人家康」のみが登場するケースもある。そんなところかと。
21世紀になってからは7回。戦国大河の頻度上昇をやはり反映していますが、秀吉の場合は旧世紀でも十分登場回数は多い気がします。
今年の『麒麟がくる』では、佐々木蔵之介さんが演じる「藤吉郎」は今のところまだ栄達に憧れる貧しい青年に過ぎません。放送再開後、彼が信長の下で頭角を現し「羽柴秀吉」になっていく様がどう描かれるのか。今から楽しみです。
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※2021/3/4 『春の坂道』を数え落としていました、お恥ずかしい。
※2023/1/11 『どうする家康』加筆。








