【読書案内】パブリブより衣笠太朗氏の著作『旧ドイツ領全史』が出ましたので
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どうも、松原左京です。今回は、『童貞の世界史』版元であるパブリブから歴史の新刊が出ましたので遅まきながらご紹介をと存じます。
ヨーロッパ諸国の栄枯盛衰は、なかなかに激しいものがあります。それだけに、各国の領有範囲も時代によって大きく変動。ドイツも、言うまでもなくそんな国々の一つです。という訳で、かつて「ドイツ領」でありながら、戦争や政治的変動にともなってドイツの手を離れた様々な地域を扱った本が出版されました。衣笠太朗氏による『旧ドイツ領全史』です。
関連サイト:
「パブリブ」(https://publibjp.com/)より
「『旧ドイツ領全史』が完成したので、中身を紹介します。」(https://publibjp.com/20200810)
該当する地域で有名なのは、プロイセン、シュレージエン、ダンツィヒや「ポーランド回廊」、エルザス・ロートリンゲンといったところでありましょうか。それらを始め、かつてドイツであり、今はフランスやポーランド、チェコ、デンマークといった国の領土である地域の歴史が概観されています。
ドイツになるまで、そしてドイツ時代にどんな悲喜交々があったのか、ドイツでなくなってからどんな変遷を辿って今日に至るのか。住民の民族・言語構成も時代によって異なるのは当然で、それも政治的・人為的に大幅な変動が数十年という短期間で生じうる。当然と言えば当然の話ながら、具体例をもって示されると重みがありますね。
あとまあ、近代史や戦後史を考えるに、日本も他人事ではないなあ、と考えるなど。そんなあれこれにも思いを馳せたり、あるいは単純にドイツと周辺諸国との間の領土変遷にまつわるあれこれを知ったり。なかなかボリュームあふれる一冊かと。興味のある方は、ぜひ手に取られてはいかがかと。
さて、我田引水ながら。拙著『童貞の世界史』をはじめとする当ブログ関係者著作と結び付けて。
「ドイツとしてのプロイセン」の歴史を開いたドイツ騎士団を始めとする騎士修道会の話は、『童貞の世界史』でも触れています。またプロイセン地域の中心都市・ケーニヒスブルク出身の童貞偉人には、哲学者カントが挙げられます。プロイセンを強国とし、シュレージエンを領有した国王といえばフリードリヒ大王。彼も「童貞偉人」として登場しています。
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当ブログ内紹介記事
当ブログ関係者著作では、タンネンベルクの戦いでドイツ騎士団が敗北した際の話が『敗戦処理首脳列伝』に出てくるようです。
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