2020年 11月 18日
大河ドラマ 歴代「松永久秀」〜「大悪人」としての逸話が多いけど、実像は…〜
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今年の大河ドラマ『麒麟がくる』を彩る人物の中でも、吉田鋼太郎さん演じる松永久秀は視聴者へのインパクトが強い一人と言って良いかと思います。
この久秀、従来は主君である三好長慶の嫡子を暗殺し、将軍足利義輝を殺害し、東大寺大仏殿を焼いた大悪人として語られてきました。しかし近年の研究では、そうした汚名は適切なものではなく、三好家に忠節を尽くした人物であった事が明らかになっているようです。
1965 『太閤記』 松村達雄
1969 『天と地と』 河野秋武
1973 『国盗り物語』 永井秀明
1992 『信長 KING OF ZIPANGU』 清水綋治
1996 『秀吉』 秋間登
2006 『功名が辻』 品川徹
2014 『軍師官兵衛』 ミッキー・カーチス
2020 『麒麟がくる』 吉田鋼太郎
全8回。まあまあ多い部類です。やはり畿内の有力者として織田信長と絡む事、有名な伝承が多くキャラクターが立っている事が要因かと。
とはいえ、上述したように近年の研究では従来のイメージとは異なった人物像が浮かび上がっており、今後はそれを反映した作品も増えてくるかと。今年の『麒麟がくる』でも、喰えない怪人物というイメージは残しつつも三好の忠臣という側面も描き出しているように思います。
【参考文献】
『精選版 日本国語大辞典』小学館
天野忠幸『松永久秀と下克上 室町の身分秩序を覆す』平凡社
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by trushbasket
| 2020-11-18 20:49
| NF








