2021年 07月 28日
大横綱たちの全勝優勝回数と連勝記録と
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2021年7月場所の結果を受けて、照ノ富士が横綱昇進を果たしました。優勝こそ逃したものの、
3月 12勝3敗(優勝) 関脇
5月 12勝3敗(優勝) 大関
7月 14勝1敗(準優勝) 大関
という堂々たる成績ですし文句なしかと。大関から一度は序二段まで陥落して、そこからの復活劇。空前の快挙と言えるでしょう。
さて、この場所で優勝を果たしたのは横綱白鵬。15戦全勝。優勝45回、全勝優勝は16回。終盤に色々あったとはいえ、こちらも空前の快挙。そういえばこの人、大型連勝の持ち主でもありましたね。
という訳で今回、全勝優勝を複数回経験した力士たちの優勝回数、全勝優勝回数、最大連勝記録を見ていこうかと。ちなみに、複数回全勝優勝を記録した力士は、一人を除いて横綱でした。
⭐︎は2021年7月場所終了時点で現役、※は年6場所制度・15日制が定着する以前の力士、○は最高位が大関以下。
白鵬⭐︎ 現時点横綱勝率.875
優勝45回 全勝優勝16回 最高連勝記録63
最高連覇記録7
双葉山※ 横綱勝率.882
優勝12回 全勝優勝8回 最高連勝記録69
最高連覇記録5
大鵬 横綱勝率.858
優勝32回 全勝優勝8回 最高連勝記録45
最高連覇記録6(2回)
千代の富士 横綱勝率.848
優勝31回 全勝優勝7回 最高連勝記録53
最高連覇記録5
北の湖 横綱勝率.811
優勝24回 全勝優勝7回 最高連勝記録32
最高連覇記録5
朝青龍 横綱勝率.836
優勝25回 全勝優勝5回 最高連勝記録35
最高連覇記録7
太刀山※ 横綱勝率.966
優勝9回 全勝優勝5回 最高連勝記録56
最高連覇記録5
なお、全勝優勝は5回だが土付かずの優勝は7回(1引分が1回、1引分1預が1回)。
連勝記録は引分、預かり、休場を挟んだもの。その前に同様な43連勝をし、二代目西ノ海に敗れた後に56連勝している。西ノ海に勝っていれば100連勝だった事になる。
貴乃花 横綱勝率.813
優勝22回 全勝優勝4回 最高連勝記録30
最高連覇記録4
羽黒山※ 横綱勝率.788
優勝7回 全勝優勝4回 最高連勝記録32
最高連覇記録4
輪島 横綱勝率.766
優勝14回 全勝優勝3回 最高連勝記録27
最高連覇記録2(2回)
常ノ花※ 横綱勝率.809
優勝10回 全勝優勝3回 最高連勝記録15
最高連覇記録3
なお全勝優勝は3回だが土付かずの優勝は4回(1引分1預が1回)。
北の富士 横綱勝率.746
優勝10回 全勝優勝3回 最高連勝記録21
最高連覇記録2(3回)
日馬富士 横綱勝率.727
優勝9回 全勝優勝3回 最高連勝記録32
最高連覇記録2
栃木山※ 横綱勝率.935
優勝9回 全勝優勝2回 最高連勝記録29
最高連覇記録5
なお、全勝優勝は2回だが、土付かずの優勝は6回(1休が1回、1預が1回、1引分が2回)
大錦卯一郎※ 横綱勝率.895
優勝5回 全勝優勝2回 最高連勝記録28
最高連覇記録3
隆の里 横綱勝率.693
優勝4回 全勝優勝2回 最高連勝記録21
最高連覇記録2
清水川※○ 大関勝率.649
優勝3回 全勝優勝2回 最高連勝記録16
連覇なし
全勝優勝を複数回記録した中で、唯一の非横綱です。
全勝優勝を4回以上している横綱は、全員が「30連勝以上」「3連覇以上」を経験していました。強さと安定感を併せ持った大横綱と言えるでしょう。常ノ花、栃木山と「土つかず優勝」を4回以上している横綱もまた「3連覇以上」を経験。一方でこの二人に大型連勝がないのが意外です。一方でツボにはまった時の強さは抜群でもポカ負けが同居していると思しき人が強豪横綱の中にもいて、この辺りも面白い。
あと、優勝回数2桁に乗せた横綱として
武蔵丸 横綱勝率.763
優勝12回 全勝優勝1回 最高連勝記録22
最高連覇記録2(3回)
曙 横綱勝率.780
優勝11回 全勝優勝なし 最高連勝記録16
最高連覇記録3
栃錦※(横綱在位中に年6場所制に)
横綱勝率.777
優勝10回 全勝優勝1回 最高連勝記録24
最高連覇記録2
初代若乃花 横綱勝率.794
優勝10回 全勝優勝1回 最高連勝記録24
最高連覇記録2(2回)
一時代を築いた大横綱でも、全勝優勝や大型連勝には縁があまりないケースもあるという事ですね。全勝優勝、大型連勝。これらは無論、力士にとっての勲章。しかしそれだけで力士の価値が決まる訳ではない、という事を彼らの存在は教えてくれます。
by trushbasket
| 2021-07-28 21:16
| NF








