2023年 11月 21日
『新後撰和歌集』、尊治親王の和歌三首目〜後醍醐天皇、若き日の足跡〜
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少し前、後醍醐天皇がまだ「尊治親王」だった時代の和歌が『新後撰和歌集』にあったのをご紹介いたしました。今回はその続き、尊治親王の和歌がもう一首収載されているのをご紹介しようかと。
件の三首目があるのは、『新後撰和歌集』は巻第十五 恋歌五。「過不逢恋」の題で
尊治親王
人ははや いひし契も かはる世に
むかしながらの 身こそつらけれ
〈超意訳〉
恋したあの人がもはやかつて交わした約束も過去のものとした今でも、昔の思いが忘れられぬの我が身は切ない事よ。
恋歌という縛りなのを考えると、意味としてはこんなところかなあ、と。後醍醐天皇が、まだ「親王」の一人だった時代に残していた足跡を、今回も少しご紹介する格好になりました。
【参考文献】
『新後撰和歌集 下』吉田四郎右衛門尉刊行
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by trushbasket
| 2023-11-21 22:03
| NF








