<過去記事案内>十二月の検索ワードに絡めて。 あと雑談、『金剛番長』と『Rumble~バンカラ夜叉姫~』。
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「海外から見た日本」も三位にあります。
関係する記事はこれですが
外国から見た日本、日本から見た外国―娯楽文化の視点から―(前半),(後半)
なんだか日本が外国からどう見られているか興味のある方が多いようです。
それならせっかくなので、外国や外国文化との関係の中で日本について考察の及んだ記事をいくつかまとめておきます。
海外から見た日本とは少し違いますが。
三国志の時代と日本
「神国日本」について考える
古今東西の萌える人々 ~17世紀のイラン人と現代日本人の少年愛を中心に~
神国日本のしょんぼりナショナリズムと鬼子・第六天魔王信長
「あの国のあの法則」 ~50年前の碩学の言葉と地政学的証明~
超三大陸周遊記 ~アトランティス、ムー、レムリアのお話~
あと二位で「ナイス暴徒」が妙に多いのです。たぶんこの記事が検索に引っかかったのでしょう。
ナイス暴徒なNise bozu.
流行の「nice boat.」について触れたかったところ、一応、歴史サイトの付属ブログなので、無理やり歴史と絡めて文章をでっちあげた、あまり出来の良くない記事なので、訪れた方に申し訳ないです。
実は他にも、時々漫画とかをネタにしたくなるのですが、歴史との絡め方が思いつかず断念することもしばしばです。
とりあえず今も、『金剛番長』とか『Rumble ~バンカラ夜叉姫~』とかネタにしたいのです。
最近は雑記的日記的な文章を増やしても良いかと思い始めているので、『金剛番長』について一言。
『金剛番長』は金剛番長と東京二十三区に君臨する数々の変態的な敵の番長たちが将来の日本の指導者の地位かなんかをめぐって喧嘩してまわる最近始まった人気漫画で、敵の番長の一人に念仏番長というのがいて、その手下たちがこんな発言をするのですが(週刊少年サンデー2008年4・5号 280頁)
おおおっさすがは
念仏番長様~~!!
人ごときが
仏にかなうはずがないんだ!!
バチ当たり
めが───!!
やはり念仏様こそが
この国の新しき
指導者なんだ──!!
なんとなくDMC信者っぽいと思います。
なお『Rumble ~バンカラ夜叉姫~』というのは番長モノの傑作(個人的に)ノベルゲームで、ダイヤモンド番長・金剛玄五郎ってキャラクターが出てくるんですよ。こっちも金剛な番長さんです。向こうの金剛番長も異様に強いですがこっちもとてつもなく強く、武神と讃えられてます。脳みその性能は向こうと違って大変奥ゆかしいですが。
笑えるテンポの良い語りとか、胡散臭いがそこそこ熱く国盗りモノっぽい雰囲気とか、戦闘音楽とか、盾子とかが好きです。パロディの多さで有名な気がしますが、パロディ抜きで十分面白いです。とりあえず『金剛番長』が人気の今、ついでに『Rumble ~バンカラ夜叉姫~』の知名度が少しくらいは向上してほしいです。せっかく番長で金剛なのですから。入手や使用は少し難しいのですが…。
この他検索ワードで少し多めなのが「ヘリオーポリス」「モルトケ プール・ル・メリット」「桑原隲藏 輟耕録」「メイドロボ 歴史」「アテナイとスパルタ」です。
「ヘリオーポリス」と「モルトケ プール・ル・メリット」が関係するのは
諸君 私は戦争が好きだ ~高らかに謳う文学的戦闘者エルンスト・ユンガー紹介~
です。『ヘリオーポリス』はドイツの素敵な文学者エルンスト・ユンガーの小説です。ここでは訳書の巻末の略年譜を参考にしただけで、同書の内容には全く触れていません。
私は一度読みましたが、余り面白いとは感じられなかったせいで、全く内容を憶えてないです。
「モルトケ プール・ル・メリット」は関連発表の名称中の「モルトケ」とユンガーの「プール・ル・メリット」受章を述べた文が合わさって引っかかったようです。
ちなみにモルトケは同勲章をトルコ駐在から帰還した39年、大尉時代に受章しています。
「桑原隲藏 輟耕録」中国のカニバリズムに関する論文をまとめた学者の名と、カニバリズムを記録した資料名です。この単語が含まれる記事はこれです。
背徳美食倶楽部 ~人肉の味を探求・賞味する~
他に関連記事としては
中国食人文化入門 ~中国的合理主義と、中国人であることおよび中国人があることの不幸について~
「桑原隲藏 輟耕録」という検索ワードを思いつくような人には、どちらの記事も必要ない気がしないでもないです。
「メイドロボ 歴史」と関係するのは、
メイドロボの精神史(前編),(後編)
ミソッカスだマルチだといった漫画・ゲーム中のメイドロボに触れたついでに、西洋文学史上のメイドロボっぽい物語を集めた記事です。
当然のことながら、未だ実現していないメイドロボについて歴史をまとめたわけではないです。
「アテナイとスパルタ」が関係するのは
穴があったら入りたい 尻込みするほど恥ずかしい古代ギリシア文化史
歴史の最初期において、一人の少女の尻を犯すことで結びついた、素敵な趣味の二大ポリスの話です。
ギリシア人は男女問わず、尻を犯すのが大好き。